生成AIを使いたい不動産会社は約7割に、使いこなす会社は倍増も課題浮き彫りに|生成AIの利用率についての調査 いえらぶGROUP
<ニュース概要>
株式会社いえらぶGROUPが、不動産会社とエンドユーザーを対象に「住まい探しにおける生成AIの利用状況調査」を実施し、その結果を発表しました。調査対象は、不動産会社388名、エンドユーザー902名の計1,290名で、有効回答が得られました。
■ 調査結果のポイント
1.生成AIの利用率、75%以上が未利用と回答
調査では、不動産会社の54.1%、エンドユーザーの53.8%が「生成AIを利用したことがない」と回答しました。
また、不動産会社の36.1%が「生成AIの活用における課題」として「利用経験がない」ことを挙げ、19.0%が「使いこなせる人材がいない」と回答しています。この現状が、不動産業界全体で生成AI活用の普及を妨げる要因の一つと考えられます。
2.生成AI導入に前向きな不動産会社が約7割
一方で、不動産会社の68.8%が「今後、業務で生成AIを使いたい」と回答しており、導入への前向きな姿勢が伺えます。実際に生成AIを利用している企業では、「時間の節約になる」(29.0%)や「作業効率が上がる」(25.9%)といったメリットを感じていることが分かり、導入のポテンシャルの高さが示されています。
3.生成AI活用ランキング1位は「物件紹介や広告文の作成」
生成AIを利用している不動産会社では、36.4%が「物件紹介や広告文の作成」に活用していると回答しました。次に多かった用途は「顧客対応や問い合わせの自動応答(20.4%)」で、集客やマーケティング業務において特に利用が進んでいます。また、「ブログ記事や画像生成(15.4%)」や「契約書や提案書の作成(13.6%)」といった業務への活用も一定の割合で見られ、生成AIによる効率化の幅広い可能性が注目されています。
■ まとめ
今回の調査結果から、不動産業界における生成AIの利用はまだ普及途上である一方、活用への意欲が高まっていることが分かります。不動産会社が生成AIを十分に活用するためには、教育や導入サポートなどの環境整備が必要です。また、生成AIの活用が進めば、物件紹介や広告文の作成をはじめとする業務効率化やサービスの質の向上が期待されます。
生成AIは、業務効率化や顧客体験向上に大きな可能性を秘めています。不動産業界全体でこの技術をうまく取り入れることで、業界全体の生産性向上につながることを期待しています。
■いえらぶGROUP 常務取締役 庭山健一 氏コメント
生成AIの導入が不動産業界でも注目される中で、約7割の不動産会社が活用に前向きな姿勢を示している一方、未利用の企業では「使いこなせる人材がいない」といった課題が依然として存在しています。このような状況の中で生成AI普及の加速には、利用目的に応じた適切なツールの提供と、導入を支援する環境整備が重要だと考えています。
当社では、「いえらぶCLOUD」では、AIの機能を使ったシステムを様々提供しています。
今後も不動産業務に特化したツールやサービスを通じて、生成AIの活用がもたらす業務効率化や生産性向上をサポートしてまいります。
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■調査概要
PR TIMES
- 調査期間:2024年11月15日~2024年11月25日
- 調査機関:株式会社いえらぶGROUP
- 調査対象:【エンドユーザー】「いえらぶコラム」読者や当社SNSフォロワーなど、【不動産会社】「いえらぶCLOUD」を利用している不動産会社の従業員など
- 有効回答:【エンドユーザー】902件、【不動産会社】388件
- 調査手法:インターネット調査
※画像参照:PR TIMES