不動産売買取引の電子契約サービスを開始~当社買取契約に対応、順次機能拡大予定~
<ニュース概要>
株式会社ランドネットは、不動産売買取引における電子契約システムを自社開発し、2024年7月18日より本格的に稼働・サービスを開始しました。この新しい電子契約サービスは、売買契約書の原本が電子ファイルとなっており、書面への署名・押印は不要です。パソコン、スマートフォン、タブレットなどのデバイスを利用して簡単に電子署名を行うことができます。
サービス仕様
現在、このサービスは個人のお客様とランドネッ社間の買取契約に利用可能です。契約後は、保存した契約書を「お客様マイページ」で閲覧・ダウンロードでき、紙の契約書のように原本を紛失するリスクを回避できます。契約手続き画面は操作が直感的で、事前に必要な書類への入力も可能なため、当日の手続き時間が短縮されます。また、対面契約と異なり、場所や時間の制約が少なく、忙しい方でも利用しやすい仕様です。
「お客様マイページ」には二段階認証が導入されており、第三者による不正ログインを防止します。電子署名と電子ファイル保存により、契約書のセキュリティも強化されています。
サービス導入の目的
この電子契約サービスの導入により、以下のメリットが期待されます。
- 利便性向上:スマートフォンなどのデバイスがあれば、時間や場所を選ばずに契約手続きが可能。
- 書類管理:契約書類がPDF化されオンラインで保管可能。
- コスト削減:印紙代、製本費用、郵送代などのコストを削減。
利用者のコメント
試験運用期間中に同システムを利用したお客様からは、「簡単な操作で非常に分かりやすかった」「他社で電子契約をした時は手書きでサインをしたりする箇所もあるなどスムーズではなかったり、読みにくい部分もあったが、今回はそのようなことがありませんでした」といった好意的なコメントが寄せられました。
今後の展望
今後は買取契約に続き、販売契約や法人のお客様向けの契約の電子化を進める予定です。クラウドファンディングや賃貸管理についてもマイページとの連動を図り、更なる利便性の向上を目指します。ランドネットは不動産DXを積極的に取り入れながら、一層の業績拡大を目指していきます。
まとめ
電子契約システムの導入は、不動産取引のデジタル化を加速させる重要なステップです。特に、契約書の電子化によるペーパーレス化は環境に優しいだけでなく、書類の紛失リスクを減らし、セキュリティを強化する点で非常に意義深いと考えます。また、契約手続きの効率化は、顧客満足度の向上にも繋がるでしょう。今後も不動産業界全体でこのようなDXの取り組みが進むことを期待しています。