<ニュース概要>
株式会社LIFULLは、2023年12月21日(木)、代表取締役社長執行役員である井上高志氏が退任し、後任として伊東祐司氏が就任することを発表しました。
井上氏は今後、代表取締役会長として不動産金融事業・海外事業の事業執行に携わりつつ、グループ全体の戦略推進を担当します。この交代は、1997年3月の設立以来初の社長交代となり、創業オーナーと次世代リーダーのダブル体制に移行します。
代表取締役会長 井上高志よりご挨拶と交代の背景について
設立以来26年間、ユーザー、クライアントをはじめとした多くの方々に支えていただき心より感謝申し上げます。
以前より後継者計画を検討し育成して参りましたが、この度万全な体制を築くことが出来たため、次世代の経営体制に移行することを決断いたしました。私自身も代表取締役会長として全体を推進していくことで、グループ全体の事業成長のさらなる加速と同時に、ガバナンス体制の強化を図り、新陳代謝を繰り返しながら50年100年と長期に成長し続けるグループを目指すことで、企業価値の向上につながると考え、決定いたしました。
伊東は新卒3期生として2006年に入社し、現在41歳という若さですが、事業成長をけん引し、2019年にLIFULL HOME’S事業本部長に就任、成果を残しながらこれまで住まい領域事業を革進してきました。
社長のミッションは「LIFULLのビジョン実現に向けた新たな中核事業の創造」であると考えています。私の代では住まい領域事業、高齢者事業、海外事業、地方創生事業、不動産金融事業という「種」を蒔きました。伊東には、今後住まい領域事業は勿論、他の事業も含めて会社全体をリードしながらこの「種」を育て、次の中核事業を創っていくことを期待しています。
なお、私自身は引き続き不動産金融事業・海外事業の事業執行に携わりながらグループ全体の戦略推進を担います。また、PEACE DAY財団、ナスコンバレー協議会などの活動を通じて世の中を革進していくことにこれまで以上に注力していきます。この変革を円滑に進め、更なる成長を遂げるために、引き続きご支援いただきますよう、心よりお願い申し上げます。
代表取締役社長執行役員 伊東祐司よりご挨拶
LIFULLは1997年の設立以来ずっと一筋に、社是である「利他主義」を中心に経営理念を実現することに全力を注いで参りました。 賛同する仲間を集め、クライアント、ユーザー、提携パートナー、株主の皆様からのご支援があり設立から約26年もの間成長を続けることが出来ました。改めてこの場を借りて感謝申し上げます。
そしてこのたび初の社長交代を迎えることになり、大任を拝命し、身の引き締まる思いです。この社長交代はLIFULLの第2創業と位置付ける転機となります。今まで以上に社会課題に向き合い、事業成長を通じて世の中に貢献するべく、より一層大胆に挑戦して参ります。
これからのLIFULLグループの成長に是非ご期待ください。
代表取締役社長執行役員 伊東祐司 プロフィール
大学卒業後、2006年株式会社ネクスト(現LIFULL)に新卒で入社。 HOME’S(現LIFULL HOME’S)の営業職として全国を飛び回ったのち、賃貸・流通領域の営業部長を経て、2015年には最年少の32歳で執行役員に就任。 その後、LIFULL HOME’Sの新規事業を創るべく新UX開発部を立ち上げ、Webだけに留まらないオムニチャネル戦略を推進させていく。 売買事業も含め事業成長を促進し、2019年にはLIFULL HOME’S事業本部長、2020年には取締役執行役員、そして2023年12月21日をもって、代表取締役社長執行役員に就任。
※画像参照:株式会社LIFULL HP