国土交通省が推進する「不動産IDを活用したモデル事業」における成果報告
<ニュース概要>
アットホーム株式会社は、国土交通省が主導する「不動産IDを活用したモデル事業」において、実施事業者として採択され、実証事業を行った成果を発表しました。この事業では、「アットホーム 空き家バンク」に掲載された物件情報に不動産IDを付与し、自治体が保有する行政情報と物件情報の円滑なデータ連携、不動産会社の物件調査等の業務効率化に関する効果検証を行いました。
実証内容は以下の通りです
- アットホームが保有する「空き家」および「過去流通」物件情報への不動産ID付番。
- 不動産ID付き空き家物件情報を情報連携キーとして、内部・外部データの突合。
- 不動産ID付き空き家物件情報の活用検討。
この取り組みは、自治体の課題解決と空き家の流通活性化に寄与するものであり、今後もアットホームは積極的に取り組んでいくとしています。
アットホームは、2017年10月から国土交通省の事業として「アットホーム 空き家バンク」を運営しており、全国の空き家情報の集約・検索を行うとともに、地域の魅力や移住・定住に関する情報提供も行っています。自治体の事業や制度周知をお手伝いするコンテンツ・機能を取り揃えており、参画自治体数は2024年2月末時点で770を超えており、消費者に有益な情報を提供しています。
まとめ
この取り組みは、空き家問題への新たなアプローチであり、データの統合と効率的な活用により、不動産市場における情報の透明性や信頼性が向上する可能性があります。また、空き家問題の解決は地域の活性化に直結し、持続可能な社会の構築に貢献します。