<ニュース概要>
株式会社LIFULLのグループ会社で、業界最大級の老人ホーム・介護施設検索サイト「LIFULL 介護」を運営する株式会社LIFULL seniorは、60歳以降に住み替えを行った人を対象に、住み替え先選びのポイントや探し方についてのアンケート調査を実施し、その結果を発表しました。
調査の背景
内閣府によると、65歳以上の人のいる世帯は全世帯の約半数を占めており、65歳以上の一人暮らしも増加傾向にあります。これに伴い、日本では要介護状態になってから入居する介護施設だけでなく、自立型の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、シニア向け分譲マンションなど、さまざまな高齢者向け住宅が用意されています。しかし、60歳以上を対象にした調査では、過半数が「現在の住まいに住み続けるうえでの不安がある」と回答したにもかかわらず、56.0%が「住み替えたくない」と答えました。
調査結果サマリー
- 住み替えたことで生活の満足度が上がった人は61.7%
住み替え後の生活の満足度について尋ねたところ、61.7%が「満足度が上がった」と回答しました。 - 住み替え先は「戸建て」が人気
住み替え先の住居形態として最も多かったのは「戸建て」(51.0%)でしたが、満足度が高いのは「分譲マンション」(76.0%)と「サービス付き高齢者向け住宅」(72.7%)でした。
- 住み替え先を探す手段は「インターネット」が最多
住み替え先を探す手段として最も多かったのは「インターネット」(42.2%)で、次いで「不動産店舗」(36.5%)でした。
- 重視するポイント
住み替え先選びで重視したポイントとしては、「買い物に便利」(45.7%)、「駅や病院などに近い」(35.9%)、そして「公共交通機関が発達している」(33.9%)が上位に挙がりました。
- 生活の満足度を上げた人が重視したポイント
「静かな場所にある」こと、「駅や病院に近い」ことを重視する人が多い傾向があり、特に満足度が高い住居形態である「分譲マンション」や「サービス付き高齢者向け住宅」は、駅や病院、商業施設が近隣にある便利な場所に建設されることが多いです。
まとめ
住み替えを検討する際には、自身のライフスタイルやニーズに合った住まいを見つけることが重要です。特に、高齢者は静かで便利な場所にあることが生活の満足度を高めるポイントとして挙げられました。今後、さらに高齢者が安心して住み替えを検討できるような情報提供やサポートが求められるでしょう。
▼調査概要
調査主体:株式会社LIFULL senior
調査期間:2024年5月22日〜5月23日
調査対象:60歳以上で60歳以降に住み替えをしたことがある男女543名
調査方法:インターネット調査
株式会社LIFULL senior について
「老後の不安をゼロにする」をビジョンに掲げ、ヒトとテクノロジーの力で、超高齢社会の課題を解決するさまざまな事業を展開しています。主な事業として、老人ホーム・介護施設検索サイト「LIFULL 介護」、遺品整理業者検索サービス「みんなの遺品整理」、介護施設向け買い物代行業務支援サービス「買い物コネクト」があり、今後も高齢者や関わる人々が抱える不安や課題に向き合って事業を拡大していきます。
老人ホーム検索サービス「LIFULL 介護」とは
お身体の状態や予算に合わせた最適な老人ホームが探せる検索サービスで、業界最大級の施設数を掲載しています。ウェブだけではなく、お電話でのご相談も承っています。
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