<ニュース概要>
株式会社LIFULLが運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」は、LINEで24時間いつでも住み替え相談ができる「AIホームズくんBETA LINE版」に新たな機能を追加しました。今回のアップデートにより、国土交通省が提供する「不動産情報ライブラリ」とデータ連携し、通学区からの物件検索やエリア毎の不動産取引価格相場の確認が可能となりました。
LIFULL HOME’Sは「叶えたい!が見えてくる。」をコンセプトに、生成AI技術を活用して様々な取り組みを行っています。その一環として、LINEで24時間住み替え相談ができる「AIホームズくんBETA LINE版」を提供しています。今回のアップデートで、国土交通省の「不動産情報ライブラリ」とAPIを通じたデータ連携により、LINEを通じて自然な会話で住まい探しの相談ができる特長はそのままに、新機能として通学区から希望の物件を検索したり、エリア毎の不動産取引価格相場を調べることが可能となりました。
国土交通省が令和6年4月1日から提供開始した「不動産情報ライブラリ」は、オープンデータを活用し、不動産取引の際に参考となる情報を表示させるWebGISシステムです。
新機能の詳細
- 希望の通学区から物件を検索
「〇〇小学校区の賃貸物件を探して」と質問すると、AIが「不動産情報ライブラリ」から通学区情報を取得し、該当する物件をLIFULL HOME’Sのデータベースから絞り込み、提示します。
- エリア毎の取引価格相場を簡単に確認
「〇〇駅周辺のマンションの相場は?」と質問すれば、AIが「不動産情報ライブラリ」から取引価格情報を取得し、過去1年の価格相場を分かりやすく提示します。
- ※通学区域および不動産取引価格の出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(https://www.reinfolib.mlit.go.jp/)
新機能の利用方法
「AIホームズくんBETA LINE版」公式サイトにアクセスし、LINE友だちへ追加後、通学区からの物件検索や相場に関する質問を投げかけるだけで、AIホームズくんが迅速に回答します。
まとめ
通学区からの物件検索やエリア毎の不動産取引価格相場の確認ができる新機能は、ユーザーの具体的なニーズに応えることができます。特に、子育て世代にとっては希望する学校区内での物件検索ができることは大きな利点となります。
また、不動産取引価格相場の確認が容易になったことで、ユーザーは市場の動向を把握しやすくなり、適正な価格での取引が期待されます。不動産取引における透明性が向上することは、ユーザーにとって大きな安心材料となるでしょう。
これからの不動産業界は、デジタル化とAI技術の活用がさらに進むことで、よりユーザーに寄り添ったサービスが提供されることを期待しています。LIFULLの取り組みがその先駆けとなり、業界全体に波及していくことを楽しみにしています。
※画像参照:PR TIMES