<ニュース概要>
ミガロホールディングス株式会社のグループ企業であるDXYZ株式会社が、長谷工コーポレーションと協力し、デジタルとリアルの融合による新たな価値創造に取り組んでいます。この連携の第一弾として、長谷工不動産のコンセプト型賃貸マンション「WORVE那覇泉崎」において、顔認証を活用した「オール顔認証マンション」の実証実験が始まりました。
コンセプト型賃貸マンション「WORVE那覇泉崎」での顔認証システムの活用
エントランスのオートロック・各住戸の玄関を手ぶらで解錠
- 大きな荷物などで手が塞がっていても、高精度の顔認証エンジンを採用し、セキュリティ面も安心して鍵の探し物なしに解錠が可能です。
入居者の顔情報と部屋番号を紐づけ、住宅設備機器が連動
- 宅配ボックスを顔認証で解錠し、荷物の取り違えを防ぎつつ、住宅設備機器ともスムーズに連動します。
システム連携の背景
長谷工はこれまで共用部における顔認証システムの導入を進め、「LIM Cloud」を通じてデータの収集・分析を行い、暮らしの最適化を図ってきました。今回の連携では、専有部にも顔認証システムを導入し、ハイブリッドマンションブランド「WORVE那覇泉崎」では住まいと職場をシームレスに行き来できる環境を提供します。
DXYZの提供する「FreeiD」は、鍵や財布・スマホを持たずに、顔だけで世界がつながるというコンセプトを掲げ、国内初の「オール顔認証マンション」を36棟実現しています。今回の連携では、「LIM Cloud」の専門性とDXYZの顔認証実績を融合させ、新たな価値を生み出すことが目指されています。
システム連携で実現する暮らし
長谷工とDXYZの連携により、「FreeiD」の導入により、住まいの中をオール顔認証で過ごせる暮らしを実現します。取得されたデータは「LIM Cloud」にて暮らしのデータとして収集・分析され、サービス価値向上に寄与することが期待されます。将来的には、外部施設での本人確認や店舗での決済など、マンションの外でも活用の可能性が拡がる見込みです。
まとめ
顔認証システムなどのデジタル技術の導入によって、入居者の生活をより便利かつ安全にすることができます。
今後の展望として、保育園や店舗での利用など、マンション外での生活においても同様のデジタル技術の活用が期待されています。これにより、不動産事業は単なる住まいの提供を超えて、入居者のライフスタイル全体に寄り添うサービスの提供に進化する可能性が見込まれます。
デジタルとリアルの融合による新しい住環境の創造に対して、今後ますます進化するスマートな生活空間が期待されます。