リノベーション投資判断システム「RETURN PICKS」を新たにリリース賃貸管理会社の不動産オーナーへのリノベーション提案の質を上げ効率化可能
<ニュース概要>
株式会社クラスココンサルファームは、賃貸管理会社向けに、不動産オーナーへの賃貸リノベーション提案力強化と業務効率化を実現するリノベーション投資判断システム「RETURN PICKS(リターンピックス)」の提供を開始しました。
サービス提供の背景
近年、日本の賃貸市場では空室率の増加や賃料の低下が課題となっています。賃貸管理会社は不動産オーナーに対して、収益最大化を図るための空室改善提案を行う必要があります。しかし、リノベーションなどの提案には、工事の知識だけではなく、不動産ファイナンスの知識や経験が必要です。そこで、クラスコは賃貸管理会社の提案力を強化するために、税引後のキャッシュフローを5年10年15年20年と瞬時にシミュレーションできるシステムを開発しました。
システムの特長
「RETURN PICKS」は、以下の特長を持ち、不動産オーナーへの提案力を強化し、業務の効率化を図ります。
- オーナーコミュニケーションの創出:リノベーションにかかる費用や予算・投資利回りを明確に提示し、オーナーとのコミュニケーションを円滑に進めることができます。
- 税引後キャッシュフローの予測:リノベーション後の税引後キャッシュフローをシミュレーションすることで、オーナーは投資の収益性を理解し、確実な投資判断が可能になります。
- 3つの工事の比較検討が可能:原状回復工事、ワンポイントリノベーション、ミドルリノベーションの3つの投資を、税引後キャッシュフローの累計5年・10年・15年・20年で比較検討できます。
- 提案の質向上:リノベーションの効果を他の工事と比較し、税引後キャッシュフローで示すことで、提案の質を向上させます。
- 業務の効率化:約3分で入力を完了し、オーナー提案書を作成できるため、時間の効率化を1/20に削減します。
まとめ
クラスココンサルファームの「RETURN PICKS」は、賃貸管理会社の業務効率化と提案力強化に大きく寄与する画期的なツールです。賃貸市場の厳しい現状を打破し、オーナーとの信頼関係を深める手助けとなるでしょう。不動産ファイナンスの知識を持たない人材でも簡単にシミュレーションができるため、幅広い活用が期待されます。このシステムの導入により、賃貸管理業界全体のサービス品質が向上することが望まれます。
※画像参照:PR TIMES