＜ニュース概要＞
日本再生住宅協会は、2024年9月初旬に、不動産ポータルサイト「Toelle（トエル）」をオープンすることを発表しました。この新サイトは、2024年12月末まで、全ての機能と掲載枠を無制限で無料提供する予定です。
日本再生住宅協会は、2023年に全国的な空き家問題の解決を目指し設立され、中古住宅のリノベーションを推進し「再生住宅」を市場に広めることを目指しています。「Toelle」は、この取り組みの一環として、特に中古物件のリノベーションによる再生住宅に注力するプラットフォームです。
「Toelle」の最大の特徴は、物件情報を動画で紹介できる点です。動画を活用することで、ユーザーが実際に現地を訪れる手間がなく物件の詳細をより具体的に把握できるようにします。これにより、住宅を探す側と販売する側の双方の負担を軽減し、迅速かつ効果的な物件のマッチングを実現します。
バーチャル内覧画面
さらに、「Toelle」では、従来の「新築」や「中古」に加えて、「再生住宅」というカテゴリーを導入します。これにより、リノベーション済みの物件を早期に見つけることが可能になり、快適に暮らせる住宅を求めるユーザーにとって、より魅力的な選択肢が提供されます。
住宅販売を行う不動産業者にとっても「Toelle」は大きなメリットをもたらします。基本プランは定額で提供され、反響課金等で利用料が読みにくいことを解消しています。※まずはお試しからという方のために、無料プランもあります。
さらに、サイトオープンから12月31日までの期間は、全ての機能を無料で利用できるキャンペーンが実施される予定です。
この「Toelle」の開発は既に最終段階に入っており、8月中に検証を完了し、全国規模の宣伝広告を行った上で9月初旬にオープンする予定です。
まとめ
空き家問題が深刻化する中で、「再生住宅」に焦点を当てたアプローチは、地域の活性化にも貢献すると期待されます。
今後はこのような新しいプラットフォームを積極的に活用し、物件の売却促進や市場の透明性向上を図っていくことが重要です。
これにより、空き家の有効活用が進み、不動産の資産価値の安定化が図られることを期待しています。
※画像参照：PR TIMES
