不動産業界のDXを推進する株式会社カナリー、株式会社クレディセゾンと10億円の資本業務提携を締結。決済領域における連携を強化
<ニュース概要>
株式会社カナリーは、2024年2月に株式会社クレディセゾンとの資本業務提携を発表しました。
カナリーは20代~30代の若年層を中心に人気を博し、不動産情報アプリ「カナリー(CANARY)」はリリースから累計ダウンロード数350万件(2024年2月現在)を突破し、ユーザー評価No.1を獲得しています。(2024年2月現在)また、不動産業界特化型SaaS「カナリークラウド(CANARY Cloud)」を提供することで、不動産仲介/管理会社の業務効率化・DXを支援しています。
一方、株式会社クレディセゾンは、ペイメント事業においてクレジットカード総会員数約3,500万人を保有し(「数字で見るクレディセゾン」より)、家賃保証事業「セゾンの家賃保証」を展開しています。この提携により、カナリーとクレディセゾンは以下の3点での協業を想定しています。
- 入居初期費用カード決済サービス「セゾンの住まい決済サポート」との連携: カナリークラウドとの連携により、カナリークラウドを利用する不動産会社はカナリークラウド上での初期費用決済案内を実現し、顧客情報から決済情報までを一元的に管理できるようになります。
- 家賃のクレジットカード払いの普及: カナリーとセゾンの家賃保証の連携により、カナリーのユーザーに家賃のクレジットカード払いを促進する取組みが実施されます。
- クレジットカード会員へのカナリーの訴求: クレディセゾンのクレジットカード会員に向けて、カナリーでのお部屋探しを訴求する取り組みが検討されています。
この提携により、不動産事業者と入居者の双方にとって利便性が向上し、より円滑な取引が実現されることが期待されます。今後も両社の協業により、不動産業界のデジタル化が一層推進されることが期待されます。
まとめ
この提携により、不動産業界におけるデジタルトランスフォーメーションが加速されることが期待されます。カナリーとクレディセゾンの連携により、入居者の決済手段が多様化し、より柔軟な取引が可能となります。また、クレジットカード会員への訴求により、カナリーの利用者層がさらに拡大することが見込まれます。
このような取り組みは、不動産業界における顧客体験の向上と共に、業務効率化にもつながるでしょう。今後もテクノロジーと金融の融合により、より便利で持続可能な不動産取引が実現されることを期待します。
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