LIFULL HOME’S 賃貸、360度空間データから物件動画をAIで自動生成する機能を2026年6月より開始
<ニュース概要>
株式会社LIFULLが運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」は、2026年6月より、株式会社リコーが提供する「RICOH360 ビジネスパッケージ 集客AI」を活用し、360度空間データから賃貸物件の動画を自動生成する機能をLIFULL HOME’S会員向けに提供開始すると発表しました。
今回の取り組みでは、不動産事業者がすでに保有しているパノラマ画像を活用し、リコー独自のAIが物件の特徴を解析。物件の注目ポイントを捉えた動画を自動生成することで、事業者側の動画制作にかかる負担を抑えながら、より情報量の多い物件紹介を可能にすることを目指します。
なお、本取り組みの詳細は、2026年5月13日から15日に開催される「賃貸住宅管理・EXPO」のリコーブースにて紹介される予定です。
背景にあるのは「物件情報の質」へのニーズ
住まい探しにおいて、ユーザーは単に物件数の多さだけでなく、写真や動画などを含めた「物件情報の質と量」を重視する傾向にあります。
LIFULL HOME’Sでは、より詳細な物件情報をユーザーへ届けることで、理想の住まいをスムーズに見つけられる環境づくりを目指しています。
一方で、不動産事業者にとっては、高品質な動画を制作・編集するには時間や人手が必要です。特に賃貸物件では、掲載スピードや更新頻度も求められるため、動画制作の手間は大きな課題のひとつといえます。
こうした背景から、既存のパノラマ画像を活用し、手間を抑えながら物件動画を生成できる仕組みへの期待が高まっています。
パノラマ画像を活用し、動画掲載の手間を軽減
今回LIFULL HOME’Sが導入する機能では、すでにパノラマ画像を保有しているLIFULL HOME’S会員であれば、新たな撮影や複雑な編集作業を行うことなく、物件動画を掲載できるようになります。
リコーのAIがパノラマ画像を解析し、物件の特徴や注目ポイントを捉えた動画を自動生成する仕組みです。
これにより、事業者は動画制作にかかる作業負担を抑えながら、ユーザーに対してよりリッチな物件情報を届けられるようになります。
また、ユーザーにとっても、LIFULL HOME’Sのサイト上で物件の雰囲気をより具体的に把握しやすくなるため、内覧前後のイメージのズレを減らす効果が期待されます。
まとめ
今回の取り組みは、不動産ポータルサイトにおける物件情報の見せ方が、さらに「静止画中心」から「動画・空間体験型」へ進んでいく流れを示すものといえます。
特に注目したいのは、ゼロから動画を撮影するのではなく、すでに保有しているパノラマ画像を活用する点です。不動産事業者にとって、動画の必要性は感じていても、撮影・編集・掲載までの負担が大きく、日常業務の中で継続的に対応するのは簡単ではありません。
その点、既存の360度空間データをもとにAIが動画を自動生成できる仕組みは、現場の負担を抑えながら情報発信の質を高める手段として、実用性が高い取り組みといえそうです。
また、ユーザー側にとっても、物件の雰囲気を事前に把握しやすくなることは大きなメリットです。動画によって確認できる情報が増えれば、内覧前の比較検討がしやすくなり、結果としてミスマッチの軽減にもつながる可能性があります。
今後、不動産情報サイトでは、掲載物件数だけでなく、写真・動画・パノラマ・AIによる情報整理など、物件情報の「伝わりやすさ」がより重視されていくと考えられます。
今回のLIFULL HOME’Sとリコーの取り組みは、不動産事業者の業務効率化と、住まい探しユーザーの利便性向上の両面から、今後の物件掲載のあり方を考えるうえで注目したいニュースです。
株式会社LIFULL LIFULL HOME’S事業本部 賃貸プロジェクト責任者 五島千絵 氏のコメント
不動産業界の人手不足が深刻化する中、物件情報の充実と効率化の両立は非常に困難な状況にあります。一方、動画視聴が日常化している昨今、住まい探しにおいても動画を通じた直感的な情報収集は今や当たり前のものとなっています。本取り組みにより、不動産事業者の業務負荷を抑えながら、より多くの物件で「内見に近い体験」をスピーディーに提供できるようになります。これがユーザーの皆様の納得感のある住まい選びに寄与するものと期待しています。今後もパートナー企業と連携し、ビジョンである『人と住まいのベストマッチング』の実現に向けて、住まい探しのあり方をアップデートし続けてまいります。
※RICOH360 ビジネスパッケージ 集客AI:360度カメラを含む撮影機材、リコー独自AIによる集客コンテンツ自動生成機能、運用サポートを一体で提供。撮影機材には最大約11Kの高解像度に対応し、高精細な360度画像の取得が可能な「RICOH THETA X」を採用。また、本パッケージで採用する「RICOH THETA X」は、不動産事業の撮影フローに特化した『アプリレス・スマホレス』で撮影写真を仕分けすることのできる機能も搭載。単に360度画像を撮影・掲載するための仕組みにとどまらず、データ仕分け業務の負荷を解消し、1つの360度空間データから集客コンテンツを自動生成していく基盤として展開。
「RICOH360」について(https://www.ricoh360.com/ja/)
RICOH360とは、360度の画像・映像を中心とした業界横断型プラットフォーム事業を展開するブランドです。
LIFULL HOME’S について(https://www.homes.co.jp/)
LIFULL HOME’Sは、「叶えたい!が見えてくる。」をコンセプトに掲げる不動産・住宅情報サービスです。賃貸、一戸建て・マンションの購入、注文住宅から住まいの売却まで。物件や住まい探しに役立つ情報を、一人ひとりに寄り添い最適な形で提供することで、本当に叶えたい希望に気づき、新たな暮らしの可能性を広げるお手伝いをします。
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