京都発! ShuJu不動産が若者の自立支援プロジェクトを開始:不動産ベンチャーが「若者の貧困」問題に挑む!若者の街だからこそ、シェアハウスやルームシェアを通じたソーシャルビジネスを!
<ニュース概要>
京都を拠点に活動する不動産ベンチャー、ShuJu不動産が若者の自立支援プロジェクトを始動しました。同社は、若者の貧困問題の解決に向け、シェアハウスを通じたソーシャルビジネスを展開しています。2015年から任意団体「サクラ荘」として、8軒のシェアハウスを運営してきたShuJu不動産は、保証人のいない若者や居場所のない若者向けの住宅支援を企画しています。
若者の自立のために必要な住宅支援
認定NPO法人ビッグイシューが行った調査によれば、低所得者層の若者は親と同居している割合が高く、経済的な理由から自立できない状況にあることが指摘されています。そこでShuJu不動産は、廉価で良質な借家を仲介し、若者の実家からの離家を支援し、プライベートが確保されたルームシェア/シェアハウスが提供されます。
空き家が増える中、若者に住宅を提供
近年、空き家の数は増加し続けており、2038年には全国の住宅の3軒に1軒が空き家になると予測されています。特に65歳以上の持ち家一人世帯の増加は深刻であり、京都市でも後期高齢者が所有する空き家が増加しています。この「空き家予備軍」が増加する中、ShuJu不動産は所有者と若者をマッチングし、物件価値の向上と社会貢献を両立させるプロジェクトを展開しています。
まとめ
ShuJu不動産の取り組みは、若者の自立と地域社会の活性化に向けた重要な一歩です。低所得層の若者が安定した住居を確保することは、彼らがより良い未来を築くための基盤作りにつながります。
また、空き家問題に対処するうえで、所有者と住む場所を求める若者を結びつけることは、地域の賑わいや再活性化にも寄与します。ShuJu不動産の取り組みは、これからの社会において大きな意義を持つものであり、積極的な支援が求められます。
※画像参照:PR TIMES