引用記事:LIFULL HOME’Sが不動産業界のDX推進に対する実態調査を実施
この記事のポイント
- 調査によれば、不動産会社の約半数がDXに取り組む予定がないと回答。実際にDXに動き出している不動産会社は2社に1社程度であることがわかりました。
- DX導入(検討を含む)の目的は、約8割が業務効率化です。実際にDX導入によって改善・解決された課題でも最も多いのは業務効率化でした。
- 導入しているDXサービスの1位はCRM(顧客管理)システム、2位は賃貸管理(不動産基幹ソフト)システムで、それぞれ約4割の不動産会社が導入しています。3位の電子契約システムも積極的な導入が進んでいます。
- DXに取り組んでいない理由の約半数は「取り組む必要性を感じていない」と回答しました。不動産業界におけるDX導入の成功事例が伝わっておらず、取り組むメリットや切迫感が理解されていない可能性があります。
- デジタルスキルや知識の獲得は個人にまかせられており、デジタル人材の育成も個人の主体性に依存していることが明らかになりました。
- DX導入による物件オーナーの反応では、対応スピード、情報共有の利便性、集客力などが高評価を受けています。ただし、高齢者オーナーからは抵抗感も指摘されています。
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