株式会社ＧＤＢＬ 電力データを活用した、単身高齢者の物件見守りサービス「らくもり」を発表！超高齢社会の課題となっている単身高齢者の入居受け入れ問題の解決に向けた取り組みを開始
＜ニュース概要＞
株式会社ＧＤＢＬは、電力データを活用した物件見守りサービス「らくもり」を開発し、2024年8月1日より正式にサービス提供を開始します。このサービスは、孤独死による事故物件化の懸念から高齢者の受け入れが難しい不動産オーナーや不動産管理会社に対して、事故物件化のリスクを低減し、高齢者の入居受け入れを促進することを目的としています。
開発の経緯
超高齢社会の日本において、孤独死による事故物件化の懸念から高齢者が賃貸住宅を借りにくい状況が続いています。この問題に対応するため、2024年3月に国土交通省は「住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律等の一部を改正する法律案」を閣議決定し、見守り機能が付いた「居住サポート住宅」の創設を行いました。※ＧＤＢＬはこれを受け、電力データを活用した見守りに関する実証実験やアンケート、インタビューを行い、低コストで導入・運用が容易な見守りサービス「らくもり」を開発しました。
（※）出典元：国土交通省報道発表資料「住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律等の一部を改正する法律案」を閣議決定～安心して居住できる環境を整備するため、住宅セーフティネット法等を改正～
サービス内容
「らくもり」は、「いつもと違う」電気の使われ方を検知すると、入居者や見守り者に安否確認の連絡を行うサービスです。導入の手間が少なく、即時に利用開始できる点が特徴です。
販売パートナー
サービス開始当初は、株式会社IRISを通じて「らくもり」の申し込みが可能です。IRISは「ITのチカラで、不動産業をもっと楽に、スムーズに」をミッションに多様なライフスタイルに対応した商品やサービスを提供しています。
今後の展開
ＧＤＢＬは、販売パートナーとともに高齢者の入居受け入れが当たり前となる社会にするための啓蒙活動を強化します。孤独死による事故物件化は年齢に関係なく起こる可能性があるため、今後はサービス提供範囲を全年齢に広げる予定です。また、電力データを活用した社会課題解決に向けた取り組みも推進していく計画です。
サービス開発者の声
「単身高齢者の入居受け入れ問題を解決するため、電力データの新たな活用に焦点を当てた物件見守りサービスを開発しました。このサービスは、入居者の電気使用データをモニタリングし、異常を早期に検知し、通知を行います。これにより、高齢者を受け入れる不動産管理会社やオーナーの事故物件化リスクを軽減し、高齢者が安心して自立した生活を続けられる環境をサポートします。」
まとめ
GDBLの「らくもり」サービスは、高齢者の孤独死リスクを軽減するための画期的なソリューションです。不動産オーナーや管理会社にとって、高齢者の入居受け入れに対する不安を軽減し、空室率の改善につながる可能性があります。
高齢者が安心して住める環境を整えることは、社会全体の福祉向上にも寄与する重要な取り組みです。今後、同様の見守りサービスが普及し、すべての年代に対して安全な住まいが提供されることを期待します。
※画像参照：PR TIMES
