物件画像の撮影・管理・加工・活用がワンストップで行える新サービス「物件フォトワーク」を提供開始~物件画像の管理における不動産会社の業務効率化・DXを支援~
<ニュース概要>
2024年8月28日、アットホーム株式会社は、物件画像の撮影から管理、加工、活用までをワンストップで行える不動産会社向けの新サービス「物件フォトワーク」の提供を開始しました。このサービスにより、不動産会社は膨大な物件画像データをクラウド上にストックし、スムーズに活用できるようになり、物件画像の管理などにおける業務負荷を大幅に軽減することが可能です。なお、サービスは順次提供エリアを拡大し、2024年9月中旬までに全国のアットホーム加盟店への提供を予定しています。
「物件フォトワーク」の主な機能と特徴
「物件フォトワーク」は、物件画像データをクラウドに蓄積し、必要に応じて検索・利用できるサービスです。不動産会社は、撮影した物件画像をクラウドに保管し、物件名や登録日などで簡単に検索できます。また、画像ごとにURLを発行でき、不動産情報流通プラットフォーム「ATBB」への公開やメールでの共有が容易に行えます。さらに、画像データに加えて、PDFやExcelなどの物件関連書類も同様に保管可能です。
主な機能
①外出先からスマートフォンで撮影
あらかじめ撮影箇所を選択しておくことができるため、物件画像を撮影する際に「エントランスの写真を撮影し忘れてしまった」などの撮影場所の漏れを防止します。撮影したデータは自動でクラウド上に保存されるため、リアルタイムで共有できます。
②クラウド上で物件画像を保管
クラウド上に保管した画像は、登録日や登録者などで検索ができ、場所を問わず誰でも使用したい画像をすぐに取り出せます。また、ホーム画面では物件画像が登録されていない物件や、物件情報が紐づいていない画像を一目で把握することができます。
③物件画像の加工
保管している物件画像を加工することができます。(回転、切り抜き、リサイズ、明るさ・色調整、ぼかし加工など)
専用の画像編集ツール等をダウンロードする必要はありません。
④URL発行機能で、簡単に物件画像を共有
画像ごとにURLが発行され、自社ホームページへの公開やメールへの添付などに活用できます。
サービス提供の背景
近年、消費者が物件を選ぶ際の重要な判断材料として、物件画像の役割はますます大きくなっています。アットホームの調査によれば、9割以上の利用者が物件写真を重視しており、そのうち95%が「同じ場所でも異なる角度からの複数の写真が参考になる」と答えています。一方で、不動産会社にとっては、物件画像の管理や加工に多大な手間と時間がかかることが大きな課題となっていました。このサービスは、こうした業務負荷を軽減し、効率的かつ効果的な物件情報の提供を支援することを目的としています。
まとめ
今回発表された「物件フォトワーク」の導入により、不動産業務におけるデジタル化がさらに進展することが期待されます。不動産画像の管理と活用がクラウドを通じて一元化されることで、業務の効率化が図れるだけでなく、消費者に対してもより正確かつ多角的な物件情報を迅速に提供できるようになるでしょう。特に、現代の消費者は画像を通じた視覚的な情報に高い価値を置いており、そのニーズに応えることが今後の競争力強化につながると考えます。今後、不動産業界全体のデジタルシフトが進む中で、こうした革新的なサービスの導入は、競争力を維持するために不可欠な要素となることが予想されます。
※画像参照:PR TIMES