<ニュース概要>
元警察官による近隣トラブル解決支援サービスを主要事業として展開する株式会社ヴァンガードスミスと、デジタル資産※の整理・保管・見守り※・継承を目的としたデジタル終活支援サービス「Digital Keeper(デジタルキーパー)」を運営する株式会社デジタル金庫は、業務提携契約を締結したことを発表しました。この提携により、デジタル終活サービス「Digital keeper」に近隣トラブル解決支援サービス「Pサポ」を付帯したサービス『まもネット』を10月25日より販売開始いたしました。
※デジタル資産とは、主に金融口座(ネットバンク、仮想通貨、FXなど)、ポイント(マイレージなど)、有料会員サービス(オンラインサロンなど)、その他(電子マネー、通販サイト、ゲームアカウント、コンテンツなど)、デジカメで撮影した写真や動画などを指します。
新サービス「まもネット」の概要
このサービスは、「住宅確保要配慮者や一人暮らし高齢者が住みやすい環境を提供する」という理念に基づき開発されました。具体的には、「Pサポ」が近隣トラブルの解決を支援し、Digital Keeperがオンラインの見守り機能を提供します。見守り機能では、毎週月曜日の朝に「お元気ですかメール」を会員に送信し、メールのアクセス状況を通じて安否確認を行います。さらに、登録された家族や関係者にもメールにアクセスが無かった場合通知され、万が一メールが確認されなかった場合には、オフラインでの安否確認が実施されます。
背景と意義
現在、住宅確保要配慮者や高齢者の居住環境には孤独死や近隣トラブルといった課題があり、物件数が不足している現状があります。一方で、賃貸住宅へのニーズは高まっているため、安心して居住できる環境整備が求められています。本提携を通じ、ヴァンガードスミスのトラブル解決支援力とデジタル金庫の見守り技術を活用することで、高齢者や住宅確保要配慮者が安心して入居できる環境の提供を目指します。また、この新たなサービスが不動産オーナーや管理会社にも安心感をもたらし、セーフティネット住宅の登録件数の増加に貢献することも期待されています。
まとめ
「まもネット」の導入は、安心して暮らせる住環境を提供するための一つの解決策として非常に有意義です。高齢者や住宅確保要配慮者が住まいを確保しやすくなることで、物件の長期安定性が向上し、オーナーにとってもメリットが大きいと考えられます。孤独死や近隣トラブルの懸念に対応し、安心感を提供するサービスのニーズは確実に高まっています。入居者だけでなく、貸主や他の居住者も安心できる環境作りが進めば、賃貸市場全体の発展にも寄与すると考えます。
近隣トラブル解決支援サービス「Pサポ」とは
全員元警察官の専門相談員が、「騒音」「迷惑行為」「近隣トラブル」「つきまとい行為」「SNSによる誹謗中傷」など、「事件未満(事件化前)のトラブル」の解決を支援するサービスです。
トラブルの芽を摘むため「気になる」の段階から何度でも相談ができる少額のサブスク式を取り入れており、成功報酬などの追加請求は一切かかりません。
些細なトラブルの段階からのアプローチを可能とし「トラブルを事件にさせない社会」「新しい防犯インフラの確立」を目指しています。
※Pサポの相談窓口対応時間は、平日10:00~18:30となります。(土・日・祝日・年末年始除く)
デジタル終活支援サービス「Digital keeper」とは
「Digital Keeper」は、病気・事故・災害などのまさかの事態に備え、個人や企業経営者の大切なデジタル資産を家族や従業員に安全かつ確実に引き継ぐためのデジタル終活支援サービスです。ユーザーに不測の事態が生じた場合には、家族などあらかじめ指定したデジタル資産継承者に対し、パソコンやスマートフォンのログイン情報とメッセージ(ユーザーの遺志)を安全に継承することができます。
関係者登録機能の活用により見守りのオンライン化が可能で、異変の早期察知につながる可能性があります。
PR TIMES
※画像参照:PR TIMES