不動産売買支援ハブ「レリーズプラットフォーム」、国土交通省提供の「不動産情報ライブラリ」と連携~物件の周辺情報をまとめて確認できる新機能追加~
<ニュース概要>
GOGEN株式会社は、開発・提供する不動産売買支援ハブ「レリーズプラットフォーム」において、国土交通省が提供する「不動産情報ライブラリ」と連携したことを発表しました。これにより、同プラットフォームを利用するエンドユーザー(売主・買主)は、周辺の生活環境や災害リスクなどに関する詳細な情報を、マイページ上でワンストップで取得できるようになりました。この機能強化は、利便性・透明性のさらなる向上に寄与し、安心した取引環境の提供が期待されます。
不動産情報ライブラリとは
国土交通省が提供する「不動産情報ライブラリ」は、不動産取引の際に参考となる、取引価格、周辺施設、防災、都市計画などの情報を地図上に重ね合わせて表示するWebGISシステムです。PCやスマートフォン、タブレット端末にも対応。累積ページビューは運用開始半年で1000万を突破するなど、多方面での活用が進んでいます。
導入背景と目的
これまで、不動産売買取引に関する詳細な情報を得るには、不動産会社の資料提供や行政機関での情報収集が必要で、手間がかかる上に限られた情報しか得られませんでした。しかし、今回の連携により、エンドユーザーは国土交通省が運用する信頼性の高いデータベースを一箇所で簡単に確認できるようになり、取引の透明性が大幅に向上。さらに、取引後も長期的なサポートを提供するレリーズプラットフォームの特性を生かし、物件周辺の市場動向や成約価格を把握でき、将来的な住み替えの検討にも役立ちます。
新機能の詳細
ユーザーはレリーズプラットフォームのマイページ上の売買物件確認画面で「周辺情報を表示」を選択することで、「不動産情報ライブラリ」にアクセス可能。洪水浸水想定などの災害ハザードマップや、医療機関、保育園・幼稚園・学校などの周辺情報に簡単にアクセスすることが可能です。
① レリーズプラットフォームの物件確認画面。「周辺情報を表示」を開くと、②の画面に移行します。
② 「取引・成約価格」、「洪水浸水想定」、「医療機関」、「幼稚園・保育園」、「学校」から各項目を選ぶと、「不動産情報ライブラリ」へ遷移。物件周辺の地図上で、選択した情報を閲覧することができます。
③「不動産情報ライブラリ」の画面で、「取引・成約価格」を反映した地図。「詳細表示」からさらに詳しい不動産取引情報を得ることができます。
④「洪水浸水想定」の地図に、「避難施設(洪水)」を重ねて表示した際の画面。緑色の丸印で避難所の位置が示され、タップすると詳細を確認することができます。
まとめ
不動産取引は、これまで不透明で煩雑なプロセスが課題とされてきましたが、信頼性の高いデータが簡単に活用できることで、売主・買主双方にとって安心感が向上します。また、周辺環境や災害リスクの可視化は、購入者が持つ潜在的な不安を払拭し、より納得感のある取引を可能にします。「レリーズプラットフォーム」の今後の展開も楽しみです。
※画像参照:PR TIMES