賃貸仲介システム「SP-R」とリクルートが提供するSUUMOの会社間流通システム「SUUMO B2B」が募集状況のリアルタイム連携を12月より開始
<ニュース概要>
株式会社ビジュアルリサーチと株式会社リクルートは、2024年12月に賃貸仲介システム「SP-R」から不動産情報サイト「SUUMO」 の会社間流通システム「SUUMO B2B」へ、賃貸物件の募集状況をリアルタイムにAPI連携する機能をリリースすることを発表しました。
サービス概要
「SP-R」が保持する「申込有」「募集停止」といった物件の募集状況を「SUUMO B2B」にAPI連携することで、募集状況が即時に反映されます。この機能により、募集状況が更新される物件については確認作業が不要となり、不動産管理会社や仲介会社の業務工数を大幅に削減することが期待されています。
SUUMO B2Bについて(URL:https://chintai-bizsupport.suumo.jp/suumob2b/)
「SUUMO B2B」は、SUUMOの広告入稿システム内にある「会社間流通」機能で、賃貸管理会社が賃貸仲介会社へ物件情報を提供するサービスです。不動産管理会社が募集中の物件を掲載し、不動産仲介会社が物件情報を閲覧して客付をするかを判断します。「SUUMO B2B」は、SUUMOメディアを利用しており、会社間流通の商品を購入している不動産会社が利用できます。「SUUMO B2B」に掲載されている物件は、不動産仲介会社がそのまま「SUUMO」に転載したり、図面を印刷したりすること(※1)が可能となっております。また類似物件推定反響数を表示する機能を2023年9月にリリースし、SUUMO B2Bへの掲載物件数は43万件、導入管理店舗数は9,700店舗となっております。(※2)」
※1物件によってはメディア転載や図面印刷が不可能なものもあります。
※2 2024年1月時点
SP-Rについて(URL:https://www.visualresearch.jp/lp/tyukai/spr.php)
「SP-R」はリリースから1ヶ月で1,000店舗以上に導入された実績を持つ賃貸仲介システムとなります。各種オプション機能も用意しており、必要な機能を必要なだけ利用することで1社1社最適なプランの組合せを実現します。
また、当社の賃貸管理システム「i-SP」・「SP-Ⅱ」からリアルタイムに物件情報が連動するので、最新情報をいち早く各種媒体へ展開することが可能です。
PR TIMES
まとめ
今回のAPI連携により、物件情報の更新作業の効率化が進み、不動産管理会社や仲介会社の業務負担が軽減されるだけでなく、顧客への迅速な情報提供も実現します。不動産業界では、デジタル化の進展が重要な課題とされていますが、このような取り組みは業務効率化の一助となり、企業間の連携強化にもつながるでしょう。