全国に242店舗のハウスコム「ITANDI BB」アドバンスプランを利用開始!図面の帯替えや検索強化機能でさらなる業務効率化を実現
<ニュース概要>
イタンジ株式会社は、2025年7月より、全国に242店舗を展開する大手不動産賃貸仲介会社・ハウスコム株式会社において、「ITANDI BB」の有償オプション「アドバンスプラン」の利用が開始されたことを発表しました。
ITANDI BBのアドバンスプランとは
「ITANDI BB」は、賃貸物件の募集情報と入居申込情報をリアルタイムに同期することで(※1)、申込の有無や番手状況を即座に把握できる不動産業者向けの業務支援サービスです。全国の賃貸入居申込の約40%(※2)に活用されており、業界内で広く普及しています。
2025年5月から提供が始まった有償オプション「アドバンスプラン」は、仲介会社の業務負担をさらに軽減するための複数の高機能オプションが搭載されています。なかでも注目されるのが「帯替え機能」と「検索強化機能」です。
仲介会社では通常、募集図面に記載された「帯情報」(会社名・連絡先など)を自社の情報に差し替える作業が発生しますが、多くの場合はコピー機などを用いた手作業で行われており、現場の業務負担の一因となっていました。
アドバンスプランでは、この帯替え作業を「ITANDI BB」内で完結できるようになっており、手間や時間を大幅に削減できます。また、申込済み物件を検索結果から除外するなど、各々の仲介会社のニーズに合わせた検索強化機能も含まれています。
ハウスコム203店舗で導入、今後さらに拡大予定
今回の導入では、ハウスコムの全国242店舗のうち203店舗が対象となっており、今後も順次拡大される予定です。ハウスコムでは、アドバンスプランの導入によって、従業員の作業効率が向上するだけでなく、入居希望者へのより迅速かつ的確な物件提案が可能になるとしています。
「幸せあふれる、未来の暮らし」を企業理念に掲げるハウスコムでは、業務のDX化を通じて、より質の高いサービス提供を目指すとともに、お客様一人ひとりの想いに寄り添った住まい探しのサポートを強化していく方針です。
まとめ
ハウスコムによる「アドバンスプラン」の導入は、仲介業務の実務効率を高める具体的な施策のひとつです。これまで手作業で行われていた帯替え作業をシステム内で完結できるようにすることで、従業員の作業時間を削減し、提案業務に集中できる環境を整えることが可能となります。
また、検索機能の強化により、申込済み物件をあらかじめ除外できるなど、より精度の高い物件提案が実現します。こうした機能は、顧客対応の質向上にも直結するものであり、サービス全体の価値を高める取り組みと言えます。
大手仲介会社での導入が進むことで、不動産業界における業務のデジタル化・標準化が一層進展することが見込まれます。

ITANDI BB 概要
賃貸物件への⼊居申込と募集情報を即座に同期させることで、⼊居申込の有無や番⼿をリアルタイムに確認できる(※1)不動産業者間サイトです。物件確認、内⾒予約、⼊居申込、家賃債務保証会社・保険会社への審査、重要事項説明、契約の⼀連の業務をオンライン上でワンストップに⾏うことが可能で(※3)、素早く効率的な契約成⽴を⽀援します。2020年のリリースから年々利用を拡大しており、サイトアクセス数(PV数)は4年連続で129%以上増加(※4)。年間100万件以上の入居申込で利用されるなど、不動産取引のインフラとして活用されています。
図面の帯替えや検索強化機能が利用可能な有償オプション「アドバンスプラン」を提供しています。「アドバンスプラン」は申込から14日間無料でご利用いただけます(※5)。
PR TIMES(※1)紙書類等、「ITANDI BB」とシステム連携しない方法での⼊居申込のケースを除きます。
(※2)全国賃貸住宅新聞発⾏「賃貸仲介・⼊居者動向 データブック 2024」の2023年賃貸仲介件数(推計)178万件より、ITANDIの申込から契約までのキャンセル率33%を基に⼊居申込数を265万件と算出し、ITANDIの年間電⼦⼊居申込数107万件から割合を推計。
(※3)不動産賃貸業務のDXサービス群「ITANDI BB +(イタンジビービー プラス)」との連携によります。
(※4)2020年11月〜2021年1月期を起点として、2024年11月〜2025年1月期までの各年において、前年同期比129%以上の成長率を記録していることを示します。
(※5)無料期間中にご解約いただいた場合、料金は発生しません。



















