電子契約が契約業務の効率化に大きく貢献、更新契約の過半数が翌日までに締結完了|2024年繁忙期における「いえらぶサイン」の実績調査 いえらぶGROUP
<ニュース概要>
2024年1月から3月までの期間に、株式会社いえらぶGROUPが不動産業界向け電子契約「いえらぶサイン」を利用した更新契約に関する調査を実施しました。
調査の背景として電子契約が2022年の法改正で全面解禁されたことが挙げられ、借主の利便性向上や業務効率化が期待されています。また、不動産会社やエンドユーザーからの電子契約導入の需要が高まっており、普及が待たれる状況です。
契約完了までの迅速化と効率化
調査結果によれば、電子契約を導入した場合、更新契約の51.8%が翌日までに契約が完了し、締結に要する期間は書面の場合の平均が37.5日から7.4日に大幅に短縮されました。このことは、従来の書面による契約手続きに比べて迅速かつ効率的に契約が進行できることを示唆しています。
期限内の契約完了率の高さ
調査によれば、2,760件の契約更新のうち97.5%が期限内に完了したことが報告されました。この高い完了率は、「いえらぶサイン」が更新意思の自動確認や契約書の送付を迅速かつ効率的に行うことができるためであり、管理会社の業務負担の軽減につながっています。
業務効率化と顧客満足度の向上
調査によれば、電子契約を導入している管理会社では、紙の書類を20分の1に削減するなど業務効率が大幅に向上していることが報告されました。また、一部の賃貸仲介会社からは電子契約の利用が要求される声が上がっており、テクノロジーの活用が顧客ニーズに応える重要な要素であることが示唆されています。
業務フローの仕組み化によりペーパーレスが進んだ成功事例を紹介します。
■株式会社日本財託管理 様「月500件の契約更新を電子化し、返送率を改善。紙の書類は20分の1に削減」
・契約更新の7割を電子契約化。月500件分の事務作業が軽減
・督促業務が約2割減少し、返送率が改善
・契約者の勤務先変更など近況を把握可能に
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■株式会社ヘヤミセ 様PR TIMES「契約業務フローを完全にマニュアル化することで、賃貸借契約の電子化を実現」
・詳細マニュアルで仲介店舗への浸透を図り、2カ月半で70〜80件が電子契約済み
・重要事項説明前の契約書作成時間が大幅に短縮
・「電子契約じゃないと嫌だ」との声も上がるほど定着
▷インタビューの詳細はこちら
不動産業界における電子契約導入の3つハードルと成功事例 CloudSign Re:Change Japan 2023 Spring いえらぶサインのご紹介
※画像参照:PR TIMES