「不動産情報サイト アットホーム」内の「建物ライブラリー」に管理計画認定マンションの情報掲載を開始~マンションの管理状況を考慮した住まい探しを支援~
<ニュース概要>
不動産情報サービスを提供するアットホーム株式会社は、マンションの管理状況について、国が指定した管理計画の認定基準を全て満たしている場合に地方公共団体から認定を受けたマンションの情報を、「不動産情報サイト アットホーム」内の「建物ライブラリー」に掲載することを発表しました。これにより、消費者は快適な住まい探しが可能となります。
管理計画認定制度の概要
管理計画認定制度は、2022年4月に施行された新しい制度で、マンションの管理状況について、国が指定した管理計画の認定基準(5項目17基準)を全て満たしている場合に、地方公共団体から認定を受けたマンションを「管理計画認定マンション」と呼びます。認定されたマンションの情報および認定日は、「不動産情報サイト アットホーム」内の「建物ライブラリー」に掲載され、消費者は一目で認定状況を把握することが可能となります。
情報掲載の背景
国土交通省によると、築40年超のマンションは2022年末時点で約126万戸存在し、2032年には約2.1倍の約261万戸、2042年には約3.5倍の445万戸に増加する見込みです。このような状況を踏まえ、マンションの維持管理の適正化や再生に向けた取り組みが強化されることとなり、2020年6月に「マンション管理適正化法」が改正され、2022年4月より「マンション管理計画認定制度」が開始されました。これにより、マンション管理の重要性がより一層注目され、住まい探しにおいても管理状況が新たな判断材料となることが期待されています。
「建物ライブラリー」について
「建物ライブラリー」は、アットホームがストックしている分譲販売時の建物情報や、現在の募集情報、周辺の建物情報を提供するページです。消費者は気になった建物の賃料や価格等を比較でき、募集している住戸がない場合でも、前もって基本的な情報を把握することができます。また、建物名での検索や希望のエリアからの検索も可能です。
まとめ
マンションの管理状況は、住まい選びの重要な要素であり、特に長期的な居住を考える際には欠かせない情報です。国の認定基準を満たしているマンションの情報が簡単に確認できることで、消費者は安心して住まい選びを行うことができます。不動産業界全体としても、このような透明性の向上は市場の信頼性を高める一助となるでしょう。アットホームのこの取り組みが、多くの消費者にとって役立つことを期待します。
※画像参照:PR TIMES