移住を検討している方の住まい探しを促進し、地域貢献を支援する民間版「家いちば空き家バンク」をリリース、地方に眠る活用可能な空き家と全国の移住希望者を理想の形でマッチング
<ニュース概要>
家いちば株式会社は、2024年7月31日(水)、移住を検討している方々に向けて、民間版の空き家バンクサービス「家いちば空き家バンク」を同社ウェブサイトにて正式にリリースしました。このサービスは、移住を希望する方々の住まい不足を解消するために、家いちばが掲載する1,000件以上の物件から、移住におすすめの物件を紹介しています。物件の売主から移住先のリアルな情報を聞くことで、理想の物件を見つけることができます。
市町村が運営する従来の空き家バンクとは?
従来の空き家バンクは、市町村の役所が主体となって空き家を流通させる仕組みです。現在、全国の市町村の約7割、約1,200自治体が取り組んでおり、移住者を増やして地域活性化につなげる施策と位置付けられています。しかし、不動産取引の実務において民間企業との連携が不可欠であり、多くの自治体が地元の不動産業者と協力しています。このため、行政版の空き家バンクは旧来の不動産流通の仕組みと本質的には変わらないという課題があります。
民間企業が運営する全国版空き家バンク
民間企業であるホームズ(LIFULL社)とアットホームが運営する全国版空き家バンクも存在します。これらのサイトは、全国の市町村の空き家バンク情報を集約し、閲覧しやすくしたものです。しかし、実際に商談を進める際には、取り扱っている役所やその役所が連携している不動産業者と繋がる形になります。
家いちばが運営する「民間版空き家バンク」
家いちばの空き家バンクは、「セルフセル方式」という新しい仕組みで運営されています。セルフセルとは、物件の情報などを売主が自らサイトに掲載し、購入希望者が直接売主に問い合わせをするマッチングサイトです。これにより、取引相手の顔が見える安心感や直接交渉による条件交渉がしやすくなり、売りづらいとされる空き家の売買が促進される仕組みとなっており、これまでに全国で900件を超える売買が実現しています。
移住者向けの住まい探しを促進
近年、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、地方への移住を希望する人が増加しています。しかし、移住者にとって住まい探しは大きな課題です。家いちばの空き家バンクは、全国1,000件以上の物件から希望にぴったりの物件を見つけられるほか、売主と直接やり取りすることで、移住先のリアルな情報を得ることができます。
家いちば「家いちば空き家バンク」の強み
【1】全国1,000件以上の物件から、希望にぴったりの物件を見つけられる
・エリア、カテゴリから希望の物件を絞り込み、効率的に検索
・古民家、離島、農家など、移住に人気のカテゴリを網羅
・移住や田舎暮らしの参考になる豊富なコンテンツを提供
【2】売主と直接やり取りし、移住先のリアルな情報を得られる
・家いちばは、売主と買主が直接やり取りする仕組みを採用
・購入前に移住先の暮らしについて詳しく聞くことができる
・不安を解消し、理想の物件を見つけられる
まとめ
「家いちば空き家バンク」のリリースは、移住を検討している方々にとって大きな朗報です。特に、売主と直接やり取りができるという仕組みは、従来の不動産取引では得られなかった安心感と透明性を提供します。これにより、移住先での生活に関する不安を解消しやすくなり、理想の物件を見つける手助けとなるでしょう。また、地方の空き家問題の解決にも寄与するこの取り組みは、地域活性化の新たな一手として注目されます。家いちばのサービスが多くの移住希望者に利用され、日本各地で新たなコミュニティが生まれることを期待しています。
※画像参照:PR TIMES