入居申込書も顧客アンケートも!あらゆる書類を文字起こし・データ化できるWebサービス『申込書DX』がAPIを正式リリース!株式会社めぐみソフトが展開するOCRサービス『申込書DX』がAPIの提供を開始
<ニュース概要>
株式会社めぐみソフトは、入居申込書をはじめとしたあらゆる形式の書類のPC入力作業を半自動化できるWebサービス『申込書DX』APIを正式に提供開始しました。このAPIを業務システムと連携させることで、書類を自動的に文字認識し、業務システムへ正確に自動入力できる機能を提供します。
『申込書DX』とは
『申込書DX』は、FAXやメールで受け取った画像やPDFの書類を文字起こししたのち、あらかじめ設定した項目にしたがって表形式に整え、CSVファイルをダウンロードできるWebサービスです。導入時に必要な文字認識テンプレートの作成も、読み取る項目名と、数字/テキストなどの形式を入力するだけで完了します。この度、「書類のアップロード」「認識結果のダウンロード」等にJSON APIの提供を開始しました。
全ての業界で利用可能なこのサービスは、単純作業を自動化することで、労働力不足や長時間労働の解消に貢献することを目指しています。
API提供の背景
これまでの利用方法では、業務システムと『申込書DX』にそれぞれログインし、データのやり取りを手動で行う必要がありましたが、APIを活用することでこれらのプロセスが全て自動化され、業務効率が飛躍的に向上します。また、API連携により、業務システム上で『申込書DX』の機能を利用できるため、業務フローを変更する必要はありません。トレーニングなしで導入可能なため、従業員の負担も軽減されます。
ご利用例
不動産管理会社
不動産管理会社では、入居者契約業務において、まだ3割程度がFAXでの対応となっていることがあります。『申込書DX』を使えば、FAXから書類を自動でデータ化できるため、FAXで受信した書類を印刷する必要はなくなります。さらに、『申込書DX』には入居申込書の書式に合わせた文字認識テンプレートがあらかじめ備わっているため、導入時の設定は不要です。
今回のAPIを利用すると、現在ご利用中の業務システム内に、書類の文字起こし結果を自動反映することが可能になります。これにより、繁忙期の負担を大幅に軽減できます。
アンケート集計
手書きやFAXで受け取ったアンケートの文字認識にも最適です。頻繁に変わる質問項目にも柔軟に対応でき、面倒な設定なしで集計作業が効率化されます。
まとめ
不動産業界においては、手作業による書類処理がまだまだ多く、その結果として業務効率が下がる要因となっています。『申込書DX』のAPI提供により、こうしたアナログ対応がデジタル化されることで、業務の効率化が大きく進むでしょう。特に、FAXや紙ベースの入居申込書をデジタルデータに変換し、業務システムにシームレスに反映できる点は、業界全体の生産性向上に寄与するものと考えます。
不動産業界のデジタル化が進む未来において、FAXや紙書類に依存した業務フローを見直し、より効率的な働き方を目指すことが重要だといえます。
※画像参照:PR TIMES