リリース・ニュース

【不動産管理会社・自治体必見】”日常の電波”で孤独死対策 安否確認支援サービス「でんぱでみてるくん」提供開始

【不動産管理会社・自治体必見】”日常の電波”で孤独死対策 安否確認支援サービス「でんぱでみてるくん」提供開始

シンクレイヤ株式会社は、AI6株式会社と協業して開発した単身者向け安否確認支援サービス「でんぱでみてるくん」の提供を、2025年12月1日より開始すると発表しました。本サービスは、Wi-Fi電波の変化を検知する「Wi-Fiセンシング技術」を活用し、居住者の動きの有無を把握。一定期間動きが確認できない場合、自動でアラートを発報する仕組みを備えています。

カメラやウェアラブル機器を必要とせず、専用端末をコンセントに挿すだけで利用が可能なため、プライバシーに配慮しながら導入できる点が特徴です。不動産管理会社や自治体にとって、孤独死対策の“即戦力”として期待が高まっています。


■ 高齢単身世帯の増加と深刻化する孤独死問題

警察庁の統計では、令和6年に自宅で亡くなった単身者は年間約7万6千人にのぼり、その約8割が65歳以上の高齢者です。さらに、国立社会保障・人口問題研究所の推計では、世帯主が65歳以上の単身世帯割合は 2020年の35.2%から、2050年には45.1%に上昇 すると見込まれており、高齢単独世帯の増加が確実視されています。

不動産管理会社にとって孤独死は、発見の遅れによる特殊清掃の発生や近隣住民への影響など、多方面でリスクが大きい社会課題です。また、自治体が担ってきた民生委員による見守り活動も、担い手不足や担当世帯増加によって限界が指摘されています。
その結果、テクノロジーを活用した“早期発見の仕組み”の整備が急務となっています。


■ 「でんぱでみてるくん」の主な特長

本サービスは、Wi-Fi電波のわずかな変化を捉える技術を応用し、居住者の動きを継続的に把握できる点が最大の強みです。専用端末をコンセントに挿すだけで動作し、工事不要で導入できる利便性も注目されています。

● 自動アラート発報

一定期間動きが検知されない場合に管理側へ自動通知。判断の迷いを減らし、管理者の負担軽減につながります。

● 一元管理が可能

「居住エリア」「建物」「部屋」など、管理対象を三層で整理。ダッシュボード上で一元管理できるため、大規模導入でも運用しやすい設計となっています。

● 設置工事不要

専用端末をコンセントに挿すだけで設置が完了。繁忙期でも導入しやすく、コンセントを塞がないデザインも特徴です。

● カメラ不要でプライバシーに配慮

映像を撮影しないため、居住者からの抵抗感が少なく、心理的負担を軽減できます。


■ 不動産管理会社・自治体での導入効果

● 不動産管理会社

高齢者の単身入居では、万が一の際の対応負担から受け入れを控えるケースもあります。「でんぱでみてるくん」を導入することで、異変の早期発見が可能となり、リスク回避型の入居制限の緩和につながります。結果として、高齢者の受け入れ促進、空室対策、物件価値の向上なども期待できます。

● 自治体

民生委員による訪問活動の“抜け漏れ”を防ぎ、限られた人員で優先度の高い世帯へ効率的に対応できる体制が構築可能です。地域の見守りを支える行政の負担軽減にもつながります。


■ 導入費用

導入には、専用端末の初期費用と月額利用料が必要となります。規模に応じて柔軟な料金プランが設定されているため、詳細は問い合わせが必要とのことです。


■ まとめ

高齢単身世帯の増加が加速する中、孤独死対策は不動産管理会社・自治体の双方にとって避けて通れない大きな課題となっています。「でんぱでみてるくん」は、工事不要・カメラ不要で導入できる点が実務上とても現実的であり、テクノロジーによる“新しい見守りの形”として注目すべきサービスだと感じます。

また、プライバシー侵害への懸念が少ないWi-Fiセンシング技術は、従来の見守りサービスに比べて心理的ハードルが低く、居住者が安心して導入できる点も大きなメリットです。今後、このような非接触型の見守りサービスが普及すれば、高齢者の単身入居に対する不動産現場の不安が軽減され、受け入れ拡大にもつながる可能性があります。

孤独死対策の即戦力として、本サービスは今後さらに注目が高まっていくと考えられます。

AI6株式会社 代表取締役 丸茂正人様のコメント

シンクレイヤ社とのパートナーシップによる安否確認支援サービスのリリースを、社会的意義の高い取り組みと認識しております。自宅で亡くなる一人暮らしの方が年間7万人規模にのぼる日本において、AI6のWi-Fiセンシング技術がプライバシーを守りながら日々の生活の変化に気が付くきっかけとなることを願っています。今後もシンクレイヤ様をご支援し、テクノロジーの力で、誰もが安心して暮らせる社会の実現を目指してまいります。

当社では、こうした取り組みを通じて、増加する単身高齢者の孤立や孤独死といった社会課題に寄り添い、テクノロジーの力で誰もが安心して暮らせる地域社会の実現を目指してまいります。

シンクレイヤ株式会社

〈本社〉〒460-0012 名古屋市中区千代田2-21-18

〈ホームページ〉https://www.synclayer.co.jp/

〈X(旧Twitter)〉https://x.com/SYNCLAYER_JP_Pb

〈YouTube〉 https://www.youtube.com/@synclayer-pb

PR TIMES

※画像参照:PR TIMES

関連する記事

  1. CLAS、GMO ReTechと事業提携し、「GMO賃貸DX 入居者ア…

  2. 自分たちの地域から空き家をなくす新サービス「空き家応援団」をリリース

  3. 不動産会社の業務/経営改善サービスの需要が増加 不動産テックの「TAT…

  4. 不動産賃貸領域DXのイタンジ、不動産売買領域DXのハウスマートと経営統…

  5. 柔道家井上康生氏、ヴァンガードスミスの取締役に就任

  6. LIFULL、不動産業界のDX支援を推進するためツクルバと不動産DXパ…

最近の記事
注目のサービス
  1. サービス紹介

  2. 導入事例

  3. サービス紹介

  4. サービス紹介

    ナレッジベース
PAGE TOP

お知らせ

お知らせ

お知らせ

リリース・ニュース

お知らせ