家づくりで「いきなり人への相談は不安」なユーザーに向けてLIFULL HOME’S 住まいの窓口が音声接客AIエージェントを導入!
<ニュース概要>
株式会社LIFULLは、同社が運営する無料相談窓口「LIFULL HOME’S 住まいの窓口」において、音声接客AIエージェント「Omakase AI」を2026年2月より導入したと発表しました。
本機能により、ユーザーは「LIFULL HOME’S 住まいの窓口」のサービス内容や予約方法に関する疑問を、人と会話するような自然な対話体験を通じて解消し、より納得感を持って相談予約へ進める環境が整備されました。
導入背景:家づくり相談への心理的ハードル
住宅購入や注文住宅の検討は、多くの人にとって人生最大級の意思決定の一つです。しかし、保険や結婚式といった他のライフイベントと比較すると、「第三者への無料相談サービス」の認知度や理解度はまだ十分とはいえません。
「LIFULL HOME’S 住まいの窓口」においても、
- 何から相談すればよいか分からない
- いきなり対面相談を予約するのは不安
- サービス内容が具体的にイメージできない
といった理由から、サイト訪問後に離脱してしまうケースが課題となっていました。
そこで、相談予約前の段階でユーザーの不安を受け止め、気軽に疑問を解消できる仕組みとして、音声接客AIエージェントの導入に至ったとしています。
導入された「Omakase AI」とは
今回導入された「Omakase AI」は、株式会社ZEALSが提供する音声×テキスト融合型の接客AIエージェントです。
従来のチャットボットのような選択肢形式ではなく、ユーザーの発話意図や文脈を理解し、より自然な対話を実現する点が特徴です。
また、米国で先行ローンチされ、世界で15,000体以上のAIエージェントが生成された実績があるとされています。プロダクト投稿サイト「Product Hunt」においてデイリーランキング世界1位を記録するなど、グローバルで一定の評価を獲得しています。
3つの新しい相談体験
① 音声・テキストによる自然な対話
ユーザーは音声でもテキストでも相談が可能です。
移動中や自宅など、シーンに応じた使い分けができるため、より気軽に情報収集が行えます。
② 予約前の心理的ハードルを軽減
サービスの特徴や相談の流れ、予約方法などを事前に理解できるため、「よく分からないから不安」という状態から、「内容が理解できたから相談してみたい」という心理状態へと移行しやすくなります。
これは、対面相談へのハードルを下げる重要な仕組みといえるでしょう。
③ ハウジングアドバイザーとの相談を円滑化
AIとの対話を通じて、ユーザー自身の検討状況や悩みが整理・言語化されます。
その情報を踏まえた状態で実際のアドバイザー相談が始まるため、より密度の高い時間になることが期待されています。

住まい選び・家づくりの無料相談窓口「LIFULL HOME’S 住まいの窓口」
今後の展望
「LIFULL HOME’S 住まいの窓口」では、今後さらに対話体験を進化させ、デジタル上にハウジングアドバイザーが存在するかのような初回接客体験の実現を目指すとしています。
単なる予約導線の改善にとどまらず、「相談すること自体が価値になる体験」の創出を掲げています。
まとめ
今回の取り組みは、単なるAIチャットボットの導入ではなく、「相談前の心理的障壁」に焦点を当てた設計である点が注目されます。
不動産領域では、
- 情報量の多さ
- 意思決定の重さ
- 営業への警戒感
といった複合的な心理要因が、初回相談のハードルを高めています。
その“間”をAIが埋めることで、ユーザーは自分の考えを整理しながら段階的に前進できます。これは、今後の不動産テックにおける一つのモデルケースとなる可能性があります。
一方で、最終的な意思決定においては、人間のアドバイザーによる専門性や共感力が依然として重要です。AIは代替ではなく「橋渡し」として機能する形が、現実的な活用像といえるでしょう。
不動産業界におけるAI活用は、これまで物件検索や査定分野が中心でしたが、今後は“相談体験そのもの”の質向上へと進化していくことが予想されます。
今回の導入は、その流れを象徴する取り組みとして注目していきたいです。
※画像参照:PR TIMES



















