不動産業界のインフラ”アットホーム” 国内最大級の不動産情報流通プラットフォーム「ATBB」から賃貸領域に特化した新サービス「ATBB賃貸」を提供開始
<ニュース概要>
不動産情報サービスのアットホーム株式会社は、不動産情報流通プラットフォーム「ATBB(不動産業務総合支援サイト)」から賃貸領域を分離・独立させた新サービス「ATBB賃貸」の提供を開始しました。
同社は「ATBB賃貸」を通じて、正確かつ最新の物件情報を提供することで、不動産会社の取引活性化と、ユーザーの安心できる住まい探しに貢献していく方針です。
サービス提供の背景
アットホームは、約60年にわたり不動産業界のインフラとして、業界の発展を支えてきました。
1985年に提供を開始したオンラインサービス「アットホーム総合コンピュータシステム」に始まり、2008年に提供を開始した「ATBB」は、物件情報の登録・公開、検索・入手を可能にする不動産情報流通プラットフォームとして、現在全国63,000店以上の不動産会社に利用されています。
また、不動産会社向けの業務支援から消費者向けの住まい探しサービスまで、BtoBからBtoCまでのサービスを一貫して提供しています。
昨今、社会環境の変化やテクノロジーの進展、コンプライアンス意識の高まりにより、不動産会社にはより正確で最新の物件情報の提供が求められています。
しかし、物件の募集条件などに変更がない場合、公開期間中に情報を更新する機会が生じにくく、慢性的な人手不足などもあって、情報更新が十分に行われないケースも見受けられました。
実際、従来の「ATBB」では、登録された賃貸物件のうち約47%が15日以上情報更新されておらず(※)、物件情報の最新性や正確性の確保に課題がありました。
こうした背景を踏まえ、アットホームは「ATBB」から賃貸領域を分離・独立させ、賃貸業務に特化した新サービス「ATBB賃貸」を提供することで、不動産会社に情報更新を促すサービス基盤を構築しました。
さらに、全国の営業拠点を生かしたサポート体制により、大手企業から地場の不動産会社まで、業界全体の物件情報の正確性向上を後押しするとしています。
なお、売買領域については、これまでの「ATBB」の基盤を引き継いだ「ATBB売買」としてサービスを提供します。
※2026年8月25日時点。アットホーム調べ。ATBBに登録された賃貸の不動産会社間流通物件のうち、登録元がATBBである物件を対象に、最後に修正・公開または公開延長を行った日を基準として集計。
「ATBB賃貸」と従来の「ATBB」の違い
①「不動産情報サイト アットホーム」の公開期間が最長14日に
従来は物件情報の公開期間が最長30日でしたが、「ATBB賃貸」では最長14日になりました。
公開期間を短くすることで、情報の正確性向上を図ります。
② 検索時に情報更新日が新しい物件を上位表示
従来は住所コード順の表示でしたが、情報の更新順に変更されました。
これにより、情報更新日が新しい物件が上位に表示され、露出が高まる仕組みとなっています。
③ 5段階の物件ステータスを新設
「募集準備」「募集中」「申込対応中」「契約準備」「成約済み」の5つのステータスで、物件情報を管理できるようになりました。
客付会社はステータスを確認することで、申込有無などの物件確認の手間を削減できます。
④ 各種ポータルサイトへの出稿が客付会社も可能に(オプション機能)
従来の「ATBB」では、元付会社のみが可能だった他社ポータルサイトへの出稿が、「ATBB賃貸」では客付会社も可能になりました。
「ATBB賃貸」を中心に、業界全体への波及を図ります。
⑤ デザインを一新
操作性・視認性を高めるため、画面デザインを一新しました。
日常的に利用する不動産会社が、より直感的に使いやすいサービスを目指し、画面構成やデザインを刷新しています。

まとめ
不動産取引において、物件情報の正確性や最新性は、利用者の安心感だけでなく、不動産会社同士の円滑なやり取りにも関わる重要な要素です。
今回の「ATBB賃貸」は、情報更新を促す仕組みを取り入れることで、物件情報の管理方法そのものを見直す取り組みといえます。特に、不動産会社が日常業務の中で最新情報を共有しやすくなることは、物件確認や問い合わせ対応の効率化にもつながると考えられます。
全国63,000店以上の不動産会社に利用されている「ATBB」の基盤を生かし、賃貸領域に特化したサービスへと進化することで、業界全体の情報流通の質を高めることが期待されます。物件情報の量だけでなく、その正確性や更新の速さを重視する動きが、今後の不動産サービスにおいてさらに重要になっていきそうです。
「ATBB賃貸」概要
物件情報の登録から利活用まで、賃貸業務をトータルにサポートします。
<不動産管理会社のメリット>
・正確かつ最新の物件情報を仲介会社や消費者に迅速に提供できます。
・業務効率化や生産性・収益性の向上を図り、オーナーからの信頼や入居者の満足度を高めます。
<不動産仲介会社のメリット>
・正確で最新、そして信頼性の高い物件情報を取得し、消費者へタイムリーに提供できます。
・円滑で快適な契約プロセスを実現し、消費者の満足度を高めます。
<消費者のメリット>
・正確かつ最新の物件情報が手に入ります。
・問合せから内見、申込、契約までのプロセスがスムーズになります。
PR TIMES
※画像参照:PR TIMES




















