AIを活用して物件の魅力を表現する物件画像キャプション自動生成機能を提供開始~「画像特徴抽出」「間取図特徴抽出」など複数のAIモデル活用により実現~
<ニュース概要>
アットホーム株式会社は、2023年11月8日から、不動産情報流通プラットフォーム「ATBB」にAIを活用した「かんたん画像登録」機能を提供することを発表しました。
この機能では、アットホームラボが開発した複数のAIモデルを利用し、「画像特徴抽出」「間取図特徴抽出」などにより、物件画像の自動識別とキャプションの自動生成が可能です。
これにより、不動産会社は物件画像の手動入力にかかる業務負担を軽減でき、AIが物件画像から特長と魅力を的確かつ多彩に表現できることで、消費者に快適な住まい探しの情報を提供します。対象は居住用物件で、賃貸居住用や売戸建、売マンションなどが含まれます。
「かんたん画像登録」機能では、AIが物件画像を解析し、画像の種別を自動識別し、特長や魅力を表現したキャプションを提案します。これにより、不動産会社は手動での作業が不要となり、業務の効率化が図られます。
主なAIモデルとして、画像種別判定、画像特徴抽出、間取図特徴抽出が挙げられています。これらのモデルを組み合わせることで、画像内の主要な被写体や特徴を読み取り、物件の魅力を言語化します。これにより、物件広告において画一的でない魅力を伝えることが可能です。
アットホームラボ株式会社の大武義隆代表取締役社長は、「AIを使うことで画像の特徴を抽出し、生活価値に置き換えたキャプションを自動生成できるシステムの開発に至りました。業務効率化はもちろん、消費者には画像とテキストにより物件の魅力が伝わるキャプションにこだわっています。」とコメントしています。
この新機能により、不動産業界における業務の合理化と情報の豊富な提供が期待されます。