不動産会社と入居者を繋ぐ物件情報共有アプリ「Tours」が入居時の室内キズなどを記録できる現況記録機能をリリース、原状回復・敷金精算トラブルの元となる入居時の室内状態の記録をアプリで管理
<ニュース概要>
不動産会社向けに物件写真や間取り図のDXサービスを展開する株式会社Live Searchは、無料提供サービス「Tours」で入居時の室内状態を記録できる機能を開発したことを発表しました。この新機能により、入居者は入居直後の室内情報を記録・保存し、原状回復や敷金精算時のトラブル解消に役立てることができます。
※「Tours」は、賃貸管理会社向け物件撮影サービス「Req」および賃貸仲介会社向け物件写真データストックサービス「Stockplace」を導入している企業が無料で利用できるツールです。
Toursの特徴
「Tours」は物件情報共有アプリであり、物件写真やVR情報、室内寸法情報を入居者専用ページで閲覧できるデータ共有サービスです。入居者は、物件契約から入居までの間に室内情報を確認できるため、部屋に合う家具や家電の購入を入居前から計画することが可能です。特に、室内のコンセントの位置やカーテンサイズ、家電サイズなどを確認できる点が利便性を高めています。
現況記録機能
今回の「Tours」開発では、アプリ内でカメラを起動し、室内の傷などを記録する機能が追加されました。入居開始から2週間までの間に撮影が可能で、撮影データには自動で撮影日や撮影箇所が記録されます。このデータを利用することで、原状回復や敷金精算時のトラブルを未然に防ぐことが期待されています。
機能開発の背景
賃貸住宅における原状回復・敷金精算トラブルは年間1万件を超えるとされ、独立行政法人「国民生活センター」によると、これらのトラブルの多くが入居時の状態を記録していないことに起因しています。今回の機能開発は、入居時の室内状態を正確に記録し、これらのトラブルを解消するためのものです。
ご利用にあたって
「Tours」は、賃貸管理会社向けシェアNo.1(※1)の物件撮影代行サービス「Req」または、賃貸仲介会社向け物件写真データストックサービス「Stockplace」を利用している不動産会社のみが、入居者に対して無料で提供できるBtoBtoCサービスです。
※1:2023年4月、日本マーケティングリサーチ機構調べ
まとめ
株式会社Live Searchが提供する「Tours」の新機能は、入居者にとって大きなメリットとなるでしょう。これにより、入居時の状態をしっかりと記録し、将来的なトラブルを未然に防ぐことが可能になります。不動産業界全体にとっても、透明性の向上と顧客満足度の向上につながる画期的なサービスと言えます。
LiveSearch(リブ・サーチ)サービスご紹介動画
不動産管理業者・不動産仲介業者向けクラウド型物件撮影・間取り図作成代行サービス『Live Search Req(レック)』をを中心に株式会社Live Search(リブ・サーチ)が提供するサービスラインナップをご紹介。
※画像参照:PR TIMES