「ITANDI管理クラウド」、建物の点検管理機能を提供開始!建物点検の進行を一元管理、作業の抜け漏れを防ぐ
<ニュース概要>
イタンジ株式会社は、2025年7月8日より、同社が提供する賃貸管理システム「ITANDI管理クラウド」において、建物点検の進行管理を一元化する「点検管理機能」の提供を開始しました。本機能は、すべての「ITANDI管理クラウド」導入企業を対象に提供されます。
点検管理業務を効率化する新機能
賃貸不動産管理会社は、オーナーとの建物管理契約に基づき、建築設備や消防設備、昇降機、水道設備などの法定点検に加え、機械式駐車場や自動ドアなどの任意点検も実施する必要があります。これまで点検の内容やスケジュールは契約ごとに異なり、Excelなどで点検スケジュールが管理されることもあるため、抜け漏れや対応の遅れが課題となっていました。
こうした背景を受け、「ITANDI管理クラウド」は建物点検に関わる情報とスケジュールをシステム上で一元管理し、業務効率化とリスク低減を実現する新機能を開発しました。
新たに追加された主な機能
本機能では、以下のような点検管理に関する主要な機能が搭載されています。
①建物管理契約および点検内容・頻度の登録
点検対象となる建物・契約期間や、点検の内容・頻度を登録し、一元管理
②点検スケジュールの自動発行
登録した契約・点検内容に基づき、点検スケジュールを自動で発行
③点検実施状況の登録と管理
点検の発注や業者からの実施報告、請求/支払金額を登録。金額情報は「ITANDI管理クラウド」の請求管理システムと連携可能
④次回スケジュールの自動発行
点検完了後は次回の点検予定が自動で生成され、継続的に点検作業を管理
今後の展望
イタンジは今後も「ITANDI管理クラウド」を通じて、オーナー満足度の向上および管理会社の業務効率化を目指す機能開発を継続するとしています。また、不動産業界全体を支えるテクノロジーインフラ企業として、安全性と利便性を兼ね備えたサービスの提供を強化していく方針です。
まとめ
不動産管理業務において、点検管理の属人化やアナログな運用は根強い課題とされてきました。今回の機能追加は、管理会社にとって実務上の大きな負担軽減につながるだけでなく、建物の安全性やコンプライアンスの確保にも貢献すると考えられます。クラウドを活用した業務効率化は、不動産管理の現場において今後ますます求められるトレンドであり、イタンジの動向には引き続き注目が集まりそうです。
賃貸管理システム「ITANDI管理クラウド」概要
https://lp.itandibb.com/itandi-kanri-cloud
データ分析に基づく収益性と不動産オーナーの満足度向上をコンセプトとし、賃貸管理業務における精算管理・物件管理・入居者管理・家主管理・修繕管理を一括して効率化する賃貸管理システムです。
本サービスは、累計利用店舗数 約90,000店舗(※1) のイタンジ既存サービスとの連携を強みとし、管理会社と不動産仲介会社・家賃債務保証会社・原状回復工事の施行会社等の関係各社の間でコミュニケーションを一元管理しデータを連携することが可能です。
データ連携オプション機能により、データ分析・運用ができるだけでなく、建物一棟単位のレントロール / 収支報告や、仲介会社ごとの成約率 / 業務委託費用のサマリー、管理会社固有の条件を加味した入居率、また、原状回復・修繕の管理表などのレポート作成も可能。将来の変化に対応しながら長期的に利用いただくことを想定した設計が特徴です。
(※1)2025年1月時点
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