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共用部トラブルで困る管理会社が7割超、ZENBU+が24h/365日の共用部専用駆けつけサービスをリリース

共用部トラブルで困る管理会社が7割超、ZENBU+が24h/365日の共用部専用駆けつけサービスをリリース~給排水・共用灯交換から迷惑駐車まで、24 時間 365 日対応~

株式会社アセットコミュニケーションズは、不動産会社向け緊急駆けつけサービス「ZENBU+」において、共用部専用の駆けつけメニューを正式にリリースしました。

同社が実施したアンケート調査では、管理会社の71%が「自社対応には限界がある」と回答。水漏れ、照明トラブル、給湯不具合といった共用部インフラへの一次対応ニーズが急速に高まっていることが明らかになりました。


開発の背景

従来、入居者満足度を大きく左右するのは専有部トラブルと考えられがちでした。しかし実際には、責任の所在が曖昧になりやすい共用部で発生する突発的なトラブルが、管理現場の大きな負担となっています。

  • 夜間や休日でも一次確認が必要
  • 原因が多岐にわたり専門業者の手配が不可欠
  • 放置すればクレームや物件価値低下につながる

こうした課題が重なり、属人的かつ後回しの対応が常態化していたのが現状です。


調査データが示す「共用部の空白地帯」

2025年3月に同社が実施したオンラインアンケート(管理実務経験者7社が回答)によると、以下の実態が浮き彫りになりました。

  • すべての企業が「まずは自社スタッフで対応」と回答
  • 71%が外部業者に依存、43%は入居者やオーナーに任せる状況
  • 外部駆けつけサービスを導入しているのはわずか14%
  • さらに、共用部トラブルの約33%が給排水や雨水関連に集中。照明トラブルも上位に入り、共用部インフラが「一次対応の真空地帯」となっていることが確認されました。
現在の対応方法(複数回答)
共用部トラブルのカテゴリ別構成比

共用部駆けつけメニュー(一次対応範囲)

メニュー主な対応例
インターホン・共用灯交換球切れ・作動不良時の部材交換、動作チェック
排水管の詰まり・断水対応トイレ・排水口・雨樋の詰まり除去、漏水一次処置
共有通路の障害物・物移動放置物・粗大ゴミ・所定場所への移動・自転車等の整理
迷惑駐車対応注意貼り紙、証拠撮影、所有者連絡・警察連携

24 時間 365 日・即発注
案件管理ダッシュボードで進捗/報告/請求をワンストップで可視化。


まとめ

不動産管理の現場では、専有部と比べて共用部の一次対応は制度的にも体制的にも後回しになりやすい領域でした。そのため、トラブルが放置されることで入居者満足度の低下や物件価値の毀損に直結するリスクが高まっています。

今回の「共用部専用駆けつけメニュー」は、そうした課題を解消する新たな仕組みとして注目されます。特に小規模管理会社やスタッフ不足に悩む現場では、有効な解決策の一つとなり得るでしょう。

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