住宅事業領域のDXを加速し顧客体験価値を追求 野村不動産と空間コミュニケーション・プラットフォーム「ROOV」を開発・提供するスタイルポートが資本業務提携
<ニュース概要>
野村不動産株式会社と株式会社スタイルポートが資本業務提携し、住宅事業領域のデジタルトランスフォーメーション(DX)を強化する発表がありました。
提携の概要
スタイルポートは、空間コミュニケーション・プラットフォーム「ROOV」を展開し、新築マンション販売でNo.1の採用実績を誇っています。「ROOV」は、未竣工の建物やクセスが不便な立地にある建物を、デジタルツインとして仮想空間上に再現します。これにより、顧客と不動産デベロッパーとの間で物件情報を効果的に共有できる画期的なプラットフォームとして注目を集めています。
野村不動産は新型コロナウイルス感染症の影響からオンライン接客やデジタル化を推進しており、「プラウドオンラインサロン」などを通じて安心して住まいを検討できる環境づくりに力を入れてきました。2022年から空間コミュニケーション・プラットフォーム「ROOV compass」を分譲マンションおよび戸建シリーズ「プラウド」全物件に導入し、販売資料のデジタル化とクラウドプラットフォーム対応を進めています。これに加え、多くの物件でVR内覧システム「ROOV walk」も導入しています。
これにより、オンラインとオフラインでの営業活動での情報格差が是正され、顧客接点がデジタル化されました。お客様がより利用しやすく、分かりやすい物件説明が可能になり、デジタル技術を駆使した新しい営業手法が確立されています。
ROOV(ルーブ)の特徴
ROOVは、未完成の建物を仮想空間上でデジタルツインとして再現するプラットフォームです。これにより、物件の情報共有がいつでも、どこでも、誰とでも可能になり、不動産事業者が抱える課題を解決しています。
まとめ
この提携を通じ、野村不動産とスタイルポートは知見・ノウハウを結集し、ROOVを進化させることで、住宅事業領域での事業機会と価値創造を拡大することを目指します。デジタル技術を活かし、顧客へのアプローチを進化させ、住宅事業に新たなスタンダードを築いていきます。