【アットホーム調査】首都圏における「中古戸建」の価格動向 - 2024年下期(7月~12月) –
<ニュース概要>
アットホーム株式会社は、2024年下期(7月~12月)の首都圏における中古戸建の価格動向を発表しました。
本調査はアットホーム株式会社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された中古戸建の価格動向について、アットホームラボ株式会社に調査・分析を委託し、アットホームが公表したものです。

■ 首都圏の中古戸建価格は2,999万円、3期連続の下落
2024年下期における首都圏全体の中古戸建の価格は、中央値で2,999万円となり、前期比-2.6%、前年同期比-4.5%と下落しました。これは3期連続の下落となります。
エリア別に見ると、東京23区では3期ぶり、さいたま市では2019年下期以来10期ぶりに下落が見られました。一方で、横浜市・川崎市は2017年上期以降最高額に並び、千葉県西部は4期連続で最高額を更新しています。


■ 中古戸建の値付けの特徴
調査によると、中古戸建の募集価格の特徴として、価格の下2桁が「~80万円」に集中する傾向が確認されました。この傾向は消費者の心理や価格設定の工夫によるものと考えられます。
■ 調査概要
◆対象エリア
東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部※/他)※千葉県西部:柏市、松戸市、流山市、我孫子市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市
◆対象データ
不動産情報サイト アットホームで消費者向けに登録・公開された中古戸建(所有権のみ・重複物件はユニーク化)
◆定義
- 本調査では、上記対象データの「1戸あたりの登録価格(売り希望価格)」の中央値を「価格」と表記しています。
- 土地面積とは、2階建物件の土地面積の中央値です。ただし、東京23区は3階建の割合が4割を超えるため2階建・3階建別に記載しています。
◆詳しくは、下記URLよりPDFをダウンロードしてご覧ください。
https://athome-inc.jp/news/data/market/chuuko-kodate-kakaku-2024-secondhalf
PR TIMES
■ まとめ
首都圏全体では中古戸建価格が下落傾向にありますが、一部地域では過去最高額を記録しており、エリアごとの需要の違いが鮮明になっています。特に、横浜市・川崎市、千葉県西部の価格上昇は、利便性や開発の進展が影響している可能性が高いです。一方で、東京23区の下落は、金利上昇や購買力の変化など外部要因の影響を受けていると考えられます。
中古戸建市場は、エリアごとの特性を理解しながら動向を見極めることが重要になりそうです。
※画像参照:PR TIMES