強気のチャレンジ価格で成約している湾岸タワーマンションランキングを発表!福嶋総研(マンションリサーチ株式会社)調べ
<ニュース概要>
福嶋総研(マンションリサーチ株式会社)の調査によると、東京都心近郊の湾岸エリアにおけるタワーマンション市場が活況を呈しています。近年、このエリアのマンション価格が急騰しており、特に「強気のチャレンジ価格」での成約が目立っています。
湾岸エリアの魅力と価格上昇の要因
湾岸エリアは、東京湾沿いに位置し、景観の良さや利便性を活かした高層マンションが多数建設されています。都心5区(千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区)と比較しても、近年の価格上昇が顕著であり、2024年6月以降は湾岸エリアの坪単価が都心5区を上回る状況となっています。

出典:福嶋総研
この急騰の要因として、以下の点が挙げられます。
- 地理的要因:都心部へのアクセスが良好で、通勤・通学の利便性が高いこと。
- 生活環境の充実:豊洲市場や大規模商業施設の発展により、住環境が向上していること。
- 高級感・ステータス性:東京湾のパノラマビューが、富裕層を中心に高く評価されていること。
さらに、湾岸エリアのタワーマンション市場では投機的な動きが活発化しており、「未だかつて見られないほど強気のチャレンジ価格」での取引も見られます。
ブリリア有明シティタワーとパークタワー晴海の成約坪単価の時系列推移

グラフでは平均からの変動率を表しています。ブリリア有明シティタワーは水色は近似曲線に沿うように成約坪単価が推移していますが、パークタワー晴海は2023年の中盤から赤い近似曲線から大きく上振れるかたちで、成約坪単価が推移しています。このパークタワー晴海が先に述べた「未だかつて見られないほど強気のチャレンジ価格で成約しているタワーマンション」に該当します。
今回の調査では、パークタワー晴海のように「強気のチャレンジ価格」で成約した湾岸タワーマンションのランキングが発表されました。なお、ランキングの基準として、価格のばらつき(標準偏差)が大きいほど「強気の価格設定で成約した」と判断されています。
強気のチャレンジ価格で成約している湾岸タワーマンションランキング
出典:福嶋総研 筆者プロフィール
福嶋 真司(ふくしましんじ)氏
マンションリサーチ株式会社
データ事業開発室
不動産データ分析責任者
福嶋総研
代表研究員
早稲田大学理工学部経営システム工学科卒。大手不動産会社にてマーケティング調査を担当後、
建築設計事務所にて法務・労務を担当。現在はマンションリサーチ株式会社にて不動産市場調査・評価指標の研究・開発等を行う一方で、顧客企業の不動産事業における意思決定等のサポートを行う。また大手メディア・学術機関等にもデータ及び分析結果を提供する。
PR TIMES
まとめ
湾岸エリアのタワーマンション市場は今後も高値を維持する可能性が高いと考えられます。国内外の富裕層の需要が根強いことに加え、都心へのアクセスや生活利便性の向上が続けば、さらなる価格上昇の余地もあるでしょう。
一方で、過熱感が高まることで、市場の調整局面に入る可能性もあります。特に投機的な動きが強まると、短期的な価格変動が大きくなるリスクも伴うため、購入を検討する際には慎重な判断が求められます。
湾岸エリアのタワーマンション市場は、今後も注目すべき動向を見せるでしょう。
※画像参照:PR TIMES