【アットホーム調査】全国主要都市の「賃貸マンション・アパート」募集家賃動向(2023年7月)
<ニュース概要>
アットホーム株式会社公表:2023年7月 全国主要都市の「賃貸マンション・アパート」募集家賃動向
アットホームの調査により、日本全国の主要都市での賃貸マンション・アパートの家賃動向が浮き彫りになりました。
東京23区・東京都下・埼玉県・名古屋市・大阪市・福岡市の6エリアでは平均募集家賃が前年同月を上回りました。
特に注目すべきは、カップル向けマンションが8カ月連続で、そしてファミリー向けは7カ月連続で前年同月を上回ったという事実です。これは、住宅市場の活況が続いている証拠と言えるでしょう。
さらにファミリー向けと大型ファミリー向けのマンションが、それぞれ東京都下・名古屋市・福岡市の3エリアと東京23区・埼玉県・千葉県・名古屋市の4エリアで、2015年1月以降の最高値を更新したことが判明しました。この現象は、都市部における家族層の需要の高まりを示唆しています。
同様に、アパートのファミリー向けも全エリアで前年同月を上回り、特に東京23区・東京都下・神奈川県・仙台市・名古屋市・福岡市の6エリアは、2015年1月以降の最高値を更新したことが判明しました。
これは、住宅の選択肢を広げるアパート市場でも、同様の活況が続いていることを示しています。
都市部での家賃上昇や需要の高まりは、住宅投資や選択をする際の重要な情報源となることでしょう。
アットホーム株式会社公表:2023年7月 全国主要都市の「賃貸マンション・アパート」募集家賃動向
<まとめ>
アットホームの調査の結果によれば、家賃の平均募集額が前年同月を上回るエリアが複数存在しており、特にカップル向けやファミリー向けの住宅が需要を上回っていることが注目されます。
これは、都市部の不動産市場が非常に活発な状況であることを示唆しています。住宅需要が供給を上回る状態が続いており、特にカップルや家族層にとっては、理想的な住まい探しにおいて需要が高まっていることが伺えます。
さらに、一部エリアでは2015年一月以降、過去最高値を更新するなど、市場全体の好調さが浮き彫りになっています。
こうした現象は、都市部における住宅投資の魅力を高めており、賃貸物件における投資価値の向上が期待されます。
今後も住宅市場の動向には注目が必要です。