R65不動産、”持ち家売却”と”住まい探し”をワンストップで支援する「ウルイエカリイエ」の本格提供を開始。増加する高齢者の自宅売却トラブルを解消し、安全でスムーズな賃貸住宅への住み替えを実現します。
<ニュース概要>
高齢者の住まい探しを専門に支援する株式会社R65は、2025年5月8日より、シニア世代を対象にした持ち家の売却から賃貸住宅への住み替えを一括して支援する新サービス「ウルイエカリイエ」の本格提供を開始しました。
背景には高齢者を狙った不動産トラブルの増加
このサービス開始の背景には、高齢者が自宅を売却する際に巻き込まれるトラブルの増加があります。独立行政法人・国民生活センターのデータによると、60歳以上の不動産売却に関する相談件数は2018年以降、年間600件を超えており、特に70代以上の相談件数は年々増加しています。中には、強引な勧誘や不利な契約条件による被害も報告されており、問題の深刻化が懸念されています。
独立行政法人 国民生活センター 「高齢者の自宅の売却トラブルに注意」
賃貸住宅への入居も困難 売却と住み替えの同時支援が不可欠に
一方で、現在の日本では、世界で最も高齢化率が高いにも関わらず、高齢者が賃貸を借りにくい状況が続いています。R65不動産の調査では、65歳以上の高齢者のうち26.8%が、年齢を理由に賃貸住宅への入居を断られた経験があると回答しており、売却後に住み替え先が見つからない可能性もあるため、住まい探しの大きな不安要素となっています。
こうした状況を踏まえ、R65不動産ではこれまで培ってきた高齢者向け賃貸仲介のノウハウと、全国の提携不動産会社との連携を活かし、持ち家売却と住み替えを一括でサポートする「ウルイエカリイエ」の提供を決定しました。
「ウルイエカリイエ」の概要
「ウルイエカリイエ」は、シニア層が長年住み慣れた持ち家を売却し、新たに安心して暮らせる賃貸住宅へと移るプロセスをワンストップで支援するサービスです。地元の不動産会社と連携しながら、売却・賃貸の両面を並行して進めることで、高齢者の住まいに関する不安の軽減を図ります。
R65不動産はすでに全国数十社の地域不動産会社と提携を進めており、今後はさらに全国対応を強化し、より多くのシニアの住み替え支援を実現していく方針です。
まとめ
近年、高齢者の単身化や住宅の老朽化など、住環境に関する課題が顕在化していますが、「ウルイエカリイエ」のようなシニアに特化した住み替え支援サービスは、まさに時代のニーズに即した取り組みといえます。不動産取引という人生の大きな決断をサポートする体制が整備されることで、高齢者自身が安心して次の住まいを選択できる社会の実現につながることを期待しています。
ご相談から売却までの流れ
今後の展開
R65不動産では「ウルイエカリイエ」の提供を通じて得られる知見やお客様の声を活かし、通常のお部屋探しに留まらない高齢者の住まいに関する課題解決を加速させてまいります。
また、今後は、自治体や地域包括支援センターといった公的機関、関連団体との連携の可能性も探りながら、売却トラブルの未然防止や住み替えに関する情報格差の解消に繋げ、「いくつになっても、好きな場所に住める社会」の実現へ貢献してまいります。関係者コメント
株式会社R65 代表取締役社長 山本遼氏
『来週引き渡しなのに、自分の住む家が見つからない』『家を売った後、本当に次の部屋を借りられるのか』など、こうした高齢者の住まいに関する切実な声に、私たちは日々向き合っています。大切なご自宅の売却が、人生の不安要素となる現状は決して看過できません。 この課題に対し、私たちが創業以来培ってきた“高齢者専門の不動産”の知見と、弊社の取り組みに共感し、共に活動していただいている不動産会社のネットワークを活かしてつくったサービスが『ウルイエカリイエ』です。売却から次の安心できる住まい探しまで、ワンストップで徹底的に伴走し、すべてのシニアが住み替えに希望を持てる社会を目指してまいります。
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