いい生活、建物の維持管理業務のDXを推進する「いい生活建物管理クラウド」をリリース、アナログな業務をデジタル化し、関係者間のスムーズな連携と業務効率化を実現
<ニュース概要>
株式会社いい生活は、建物管理業務のデジタル化を支援する新サービス「いい生活建物管理クラウド」をリリースしました。本サービスは、建物管理の現場における非効率な業務プロセスを解消し、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進することを目的としています。
「いい生活建物管理クラウド」概要 : https://management.es-service.net/solution/building_management/
■開発の背景
建物の維持管理業務は、現在もFAXや紙、Excelによるアナログ作業が中心であり、人為的なミスやコスト増大、対応の遅れなどが課題となっています。特に、オーナー・管理担当者・業者・金融機関など多くの関係者が関わるため、情報共有の遅れが全体のボトルネックとなっていました。
こうした課題を解決するために、同社は建物管理に特化したクラウドSaaSを開発。関係者間の情報共有をスムーズにし、業務効率化と透明性の向上を実現します。
■主な機能(ファーストリリース)
「いい生活建物管理クラウド」では、初期段階から以下の機能を提供しています。
・契約管理
更新・解約・期限管理を自動化することで、契約情報を一元管理できます。検索性・参照性が格段に向上し、必要な情報にすぐにアクセス可能です。
・予実管理
建物維持に必要な年間予定を簡単に登録・可視化。作業の抜け漏れを防ぎ、効率的で適正な管理を可能にします。
・請求・支払管理
金額、日付、名義の入力ミスを削減し、請求や支払いの漏れ・遅延を防止します。請求から支払いまでを一元管理でき、当社の賃貸管理システムとも連携します。
■今後の拡張予定
同社は、今後のセカンドリリース以降でさらなる機能拡張を予定しています。
- ・契約、請求、支払の電子化:紙でのやり取りをなくし、業務効率を向上させます。
- ・長期修繕計画機能:長期的な修繕計画を一元管理し、計画的な維持管理を可能にします。
- ・協力会社向けプラットフォーム構築:協力会社との情報共有をスムーズにし、関係者間の連携を強化します。
これらの機能により、建物管理業務のDXを段階的に推進する方針です。
■期待される効果
本サービスの導入により、建物管理業務の効率化と透明性向上が期待されます。
紙やFAXでの煩雑な作業を排除し、見積もり・請求・進捗状況をリアルタイムで管理することで、人為的ミスや対応の遅延を防止します。さらに、データを活用した修繕計画・予防保全によりコスト最適化にも貢献。不動産資産の長期的な価値向上を支援します。
■今後の展望
同社は「いい生活建物管理クラウド」を通じて、建物管理業務を根本から変革することを目指しています。今後は、自社のサービス連携基盤「いい生活Square」とのシナジーを高めることで、不動産業界全体のDXをさらに推進していく計画です。
■まとめ
「いい生活建物管理クラウド」は、これまで紙やFAXに頼っていた建物管理の現場を、デジタル化へと進めるサービスです。特に、契約・請求・支払といった重要な業務を一元管理できる点は、現場担当者の負担軽減や情報共有のスピード向上に大きく貢献するでしょう。
今後、長期修繕計画や協力会社との連携機能が実装されれば、建物管理のDX化をさらに推進し、不動産オーナーや管理会社にとって欠かせない基盤となる可能性があります。



















